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日の尾峠は熊本県の一の宮町と高森町の境の峠である。ただし単なる町境とは訳が違う。阿蘇の高岳と根子岳の真ん中を越えて行くのだ。赤茶けた火山灰の道である。 峠はなだらかな切り通し。 峠に着き、峠の標識を探すと、道端に朽ちかけて落ちていた。車のボンネットに載せて写真を撮る。写真の奥が高森町、手前が一の宮町である。 「日の尾峠」と書かれた木の標識はまた道端に置いておいた。 |
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国道265号高森町側からの眺め。左が高岳、右が根子岳。その間が日の尾峠である。 あんな所を通っていいのだろうかと心配になる。 |
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国道から別れ、高森町側より峠に向かう細い道。高岳と根子岳が迫ってくると未舗装路が始まる。 未舗装路になってからはあまり視界が開けず、眺めは良くない。道は比較的穏やかな勾配で安定している。峠直下でやや急な登りがあるが、それもあっという間で峠に出る。 |
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峠にある案内板。 峠は高岳への登山口ともなっている。根子岳へは一般者には登れないとのこと。 近くに鍋の平キャンプ場があるはずだが、来る途中には気付かなかった。 |
日の尾峠を一の宮町側に下ったところ。高森町側とは打って変わって視界が開けて眺めが良い。左奥は一の宮町市街地。後ろを振り向けば高岳がそびえ立っている。