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![]() 十部一峠 奥が寒河江市 やや霧がかかっている |
十部一(じゅうぶいち)峠は山形県の寒河江市大字白岩と大蔵村大字南山肘折を結ぶ旧主要地方道新庄大江線、現在の国道458号の峠で
ある。標高は874m。 |
寒河江市側からは鶴岡市へ向かう国道112号の途中より「幸生5Km」の矢印標識に従って信号のある十字路(左折の道が狭く、ほとん
どT字路に見える)で右折する。道は熊野(ゆうの)川沿いを右岸を走ったり、左岸を走ったりしながら進む。幸生(さちう)近辺は走り易い2車線路だが、寒
河江市側最後の集落柳沢辺りから道幅は正直に狭くなり、離合するのも厄介な1車線になる。 |
![]() 寒河江市側柳沢辺り ここから道は狭くなる |
![]() 熊野川沿いのダート |
国道112号から10Kmも来ない所、丁度川の左岸に渡った先で舗装は切れた。まだ川の谷は深くなく、川に沿った平坦なダートであ
る。路面の荒れは少なく、走り易い。 |
![]() 峠の標識 |
![]() 3年前の峠の標識 現在より背が高い |
舗装は峠まで続いている。以前はもう少し未舗装区間があったような気がするが記憶は曖昧である。 |
峠を大蔵村側に下りだすと直ぐに未舗装となる。しかししばらく行くと舗装になり、このまま舗装かと思うとまた未舗装になる。最初は未
舗装区間の数を数えていたが、いち、に、さん、それ以上はたくさん。と言う訳で何回舗装と未舗装を繰り返すか正確な数は不明である。 |
![]() 峠より大蔵村側に少し下りた所 ダート 肘折まで15Kmとある この先舗装と未舗装を何度か繰り返す |
![]() 遠くに月山を望む |
標高が高いうちは、霧がかかり易いが晴れれば展望が良く、遠く月山も見えるはず。しかし下って祓(はらい)川沿いを走る様になると夏
には草木が鬱蒼と生い茂り、暗く湿った雰囲気を受ける。川に沿った崖に作られたやや険しさを感じる道である。 |