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序 |
<伊賀越> |
<所在> |
(上の地図はマウスによる拡大・縮小、移動ができるようです) |
<立地/布引山地> |
<布引山地の峠> |
<伊賀越と長野峠> |
<水系> |
津市街より |
<津市(余談)> |
![]() 安濃川に架かる安濃津橋より (撮影 2015.10.12) 河口方向を望む |
<安濃川> |
<県道42号へ> |
![]() 県道42号を行く (撮影 2015.10.12) 市内の広々とした道 |
![]() 鉄路をくぐる (撮影 2015.10.12) |
<市内を行く(暫く余談)> |
<安東大橋> |
![]() 安東大橋 (撮影 2015.10.12) |
![]() 安東大橋より上流方向を眺める (撮影 2015.10.12) 高い山はまだまだ遠い |
<中勢バイパス> |
![]() 国道23号中勢バイパスをくぐる (撮影 2015.10.12) |
![]() 中勢バイパスの看板 (撮影 2015.10.12) |
<伊勢自動車道> |
![]() 伊勢自動車道の手前 (撮影 2015.10.12) |
![]() 伊勢自動車道をくぐる (撮影 2015.10.12) |
<伊勢自動車道以降> |
安濃川沿い(まだ余談) |
<安濃川左岸沿い> |
![]() 安濃川沿い (撮影 2015.10.12) 川は林で見えない |
<県道653号分岐> |
![]() 県道653号分岐 (撮影 2015.10.12) |
![]() 分岐の看板 (撮影 2015.10.12) |
![]() 安濃川を望む (撮影 2015.10.12) |
<県道653号分岐以降> |
<芸濃町へ> |
![]() 主要地方道28号交差 (撮影 2015.10.12) |
![]() 分岐の看板 (撮影 2015.10.12) |
<安濃川右岸へ> |
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<多門橋以降> |
![]() 暫く川沿いを離れる (撮影 2015.10.12) |
車線減少 |
<とある交差点> |
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![]() 交差点角に看板 (撮影 2015.10.12) |
<通行止の看板> |
問題なのはもう一つの立て看板だ。どうやら「津芸濃大山田線は大山田方面には通り抜けできません」と書かれているようだが、何だか貼紙が重ねてあって、よく読めない。その内信号が変わってしまった。仕方なく前に進む。 |
![]() 分岐に立つ看板 (撮影 2015.10.12) |
![]() 分岐に立つ看板 (撮影 2015.10.12) |
<狭い道> |
![]() 対向にバスが来る (撮影 2015.10.12) |
![]() 市場の集落 (撮影 2015.10.12) |
<市場> |
<林の中> |
![]() 林の中 (撮影 2015.10.12) |
安濃川左岸へ |
![]() 県道は右に曲がって安濃川を渡る (撮影 2015.10.12) |
<再び安濃川沿い> |
<河内渓谷> |
![]() 安濃川を渡る (撮影 2015.10.12) |
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<安濃川左岸> |
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<9つの集落> |
<安濃ダムへ> |
![]() 宝並トンネル (撮影 2015.10.12) |
<錫杖湖> |
![]() ダム下流を望む (撮影 2015.10.12) |
![]() 梅ヶ畑集落を望む (撮影 2015.10.12) |
![]() 錫杖湖を眺める (撮影 2015.10.12) |
<杖立集落> |
安濃ダム湖畔 |
<ダム湖右岸> |
![]() 湖岸の快適な道路 (撮影 2015.10.12) |
<湖水荘付近> |
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![]() 成覚寺とか落合の郷とはどこか (撮影 2015.10.12) |
<通行止> |
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ダム湖以降 |
<ダム湖より上流へ> |
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![]() 道幅が狭くなった (撮影 2015.10.12) 前方に落合橋 |
<狭路に> |
<落合橋を渡る> |
![]() 落合橋を渡る (撮影 2015.10.12) |
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<落合橋付近> |
![]() 峠方向から落合橋分岐を見る (撮影 2015.10.12) |
![]() 落合橋を下流方向に見る (撮影 2015.10.12) |
<落合集落> |
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<柚之木峠への道> |
![]() ここが落合の郷 (撮影 2015.10.12) |
落合以降 |
![]() コンクリートブロックが並ぶ (撮影 2015.10.12) |
<落合以降> |
<道の様子> |
![]() 落合集落の人家前を過ぎる (撮影 2015.10.12) |
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![]() 安濃川の川面を眺める (撮影 2015.10.12) |
<落合以降の安濃川左岸> |
<小川内神社> |
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南ノ垣内以降 |
<南ノ垣内> |
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<右岸へ> |
![]() 安濃川を渡る (撮影 2015.10.12) |
![]() 右岸を行く (撮影 2015.10.12) 沿道に少し家屋が立つ |
<南ノ垣内以降の右岸沿い> |
<コンクリート舗装> |
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<六呂屋> |
![]() 対岸に六呂屋集落を望む (撮影 2015.10.12) 護岸が新しい |
![]() 峠方向から六呂屋集落を見る (撮影 2015.10.12) 集落に渡る橋が架かる |
<集落への橋> |
最終の覚ヶ野集落へ |
<左岸へ> |
![]() また安濃川を渡る (撮影 2015.10.12) |
<人家> |
![]() 道が二手に分れる (撮影 2015.10.12) 左が本線 |
![]() 橋の袂に一軒の人家 (撮影 2015.10.12) 下流方向に見る |
<覚ヶ野へ> |
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![]() 沿道の様子 (撮影 2015.10.12) |
安濃ダム湖畔のふれあい広場辺りからは、既に3km以上も安濃川を遡って来ている。交通の便としても不自由なことだろう。それでも古くは伊賀越の道であ
る。伊賀上野が生誕の地となる松尾芭蕉も、故郷を目の前にしてこの峠道を急いだかもしれない。ダム湖畔沿いに通じる2車線路などとは違って、多くの旅人が
歩んだ歴史が刻まれる道と言える。 |
![]() 沿道の様子 (撮影 2015.10.12) |
![]() 沿道の様子 (撮影 2015.10.12) 下流方向に見る |
通行止箇所へ |
<広い敷地の人家> |
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<通行止箇所> |
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これで伊賀越が越えられないことは確定された。こんな場合、行き当たりばったりの旅は都合がいい。
今夜の宿もまだ決めていないので、旅の目的地はいくらでも変更ができる。それでも、迂回路がないこうした峠道が通れないとなると、大きな方向転換を余儀なくされる。
これからの旅程を組み直すのが大変だ。取りあえず、柚之木峠を目指すとする。そちらの峠は無事に越えられるといいのだが。 |
伊賀市側から峠へ |
<国道163号へ> |
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<伊賀街道> |
<高良城林道分岐(余談)> |
![]() 青山高原分岐 (撮影 2015.10.12) 峠方向に見る |
![]() 分岐の看板 (撮影 2015.10.12) |
分岐に立つ看板には「津 25Km」、「上野 21Km」とある。合計46Km。かつての伊賀街道は全長45.3kmとのことで、新長野トンネルが開通してもそれ程距離には変わりないようだ。 |
![]() 分岐の看板 (撮影 2015.10.12) 伊賀上野市街方向に見る |
![]() 青山高原分岐 (撮影 2015.10.12) 高良城橋を渡った左 |
<主要地方道津上野線(余談)> |
![]() そろそろ人家が途切れる (撮影 2015.10.12) |
旧道分岐 |
![]() 新長野トンネル手前 (撮影 2015.10.12) 左に旧道分岐 |
<旧道分岐> |
![]() 小さな県道看板が立つ (撮影 2015.10.12) |
![]() 分岐の様子 (撮影 2015.10.12) 旧道側から見る 看板には「ようこそ 伊賀の国」とある |
<旧国道へ> |
![]() 半分のゲート (撮影 2015.10.12) |
![]() ゲートを奥から見る (撮影 2015.10.12) 伊賀越方面より下って来た所 |
![]() 停まっているミキサー車の脇を通る (撮影 2015.10.12) |
<バリケードの先へ> |
猿蓑塚 |
<猿蓑塚> |
![]() 猿蓑塚 (撮影 2015.10.12) |
![]() 猿蓑塚の石碑 (撮影 2015.10.12) 左の三角形の石が元の石碑だった 正面の四角い石碑は後世の物 |
<旧道沿いの石碑> |
<伊賀街道の旧道> |
![]() 伊賀街道の道標 (撮影 2015.10.12) |
![]() 道の様子 (撮影 2015.10.12) 県道42号へと続く旧国道区間 |
<猿蓑塚以降> |
伊賀越への分岐 |
<県道42号分岐> |
![]() この先左に県道42号が分岐 (撮影 2015.10.12) 右手は服部川 伊賀街道の旧道はこの左手の林に通じていたのかもしれない |
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<分岐の看板など> |
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<不動橋> |
<伊賀越え> |
<長野峠との比較> |
<松尾芭蕉と伊賀越え> |
県道42号を峠へ |
![]() 県道方向を見る (撮影 2015.10.12) 工事用車両出入口とある |
<工事用車両出入口> |
<余談の続き> |
![]() ミキサー車が下って来た (撮影 2015.10.12) |
<4輪駆動(余談)> |
![]() 狭い道が続く (撮影 2015.10.12) 服部川左岸沿い |
<道の様子> |
県道42号 |
<道の様子> |
![]() 左右に道が分岐 (撮影 2015.10.12) |
![]() 道の様子 (撮影 2015.10.12) |
<道程> |
![]() 道の様子 (撮影 2015.10.12) |
![]() 道の様子 (撮影 2015.10.12) |
<川沿いから外れる> |
![]() 道の様子 (撮影 2015.10.12) 川沿いから外れた後 |
![]() 右に分岐 (撮影 2015.10.12) ゲートで通行止 |
<分岐(余談)> |
峠 |
<峠に着く> |
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<峠の様子> |
![]() 峠より伊賀市側を見る (撮影 2015.10.12) |
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![]() 峠より伊賀市側を見る (撮影 2015.10.12) |
<昔の峠> |
<標高> |
![]() 峠より津市側を見る (撮影 2015.10.12) 暫く暗い切通しが続く 僅かに擁壁が造られている |
少し津市側に下る |
<道の様子> |
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![]() 峠より津市側に100m程下って来た (撮影 2015.10.12) やっと車が停められる程度の路肩があった(峠方向に見る) |
<開けた場所> |
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<峠集落> |
![]() 奥に家屋が見える (撮影 2015.10.12) |
尚、猿蓑塚付近の旧国道区間は、伊賀越が通行止で旧長野トンネルが閉鎖された今では、通る車もないと思ったが、帰りに2台ほど乗用車とすれ違った。工事関係者かもしれないが、峠集落の方かもしれなかった。 |
![]() フェンスの奥に広い敷地 (撮影 2015.10.12) |
![]() 何かの耕作地か (撮影 2015.10.12) |
この峠の集落は安濃川の最上流部に位置し、その付近だけ緩傾斜地が広がる特異な地形となっている。そこより下流側には屈曲の多い峠道が下る。
麓の人里から遠く離れたこの地には、かつては峠の茶店なども営まれていたのではないだろうか。
伊賀越を越える旅人にとって、ホッと一息入れられる場所だったのではないかと思えた。 |
<引き返し> |
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布引山地には幾筋か峠道が越えるが、現代の利便性に適合させる為、立派な車道が通じて往時の峠の姿は失われたり、
また、トンネル開通でその上にある旧峠は一般者の目からは遠い存在になったりした。その点、伊賀越はほぼ昔の道筋そのままに車道が通じる。
道はやや険しいが、伊勢側の河内の地を安濃川沿いに延々と遡ると、昔からの素朴な集落が点在し、峠の様相も往時を偲ぶのに十分だ。 |
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<走行日> <1997〜2016 Copyright 蓑上誠一>
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