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序 |
<峠名> |
<所在> |
(上の地図はマウスによる拡大・縮小、移動ができるようです) |
<床尾> |
<水系> |
豊岡市側より峠へ |
<日殿> |
日殿集落付近 (撮影 2017. 5.18) 県道56号上を北に見る 前方の斜面に大きな採石場が見える |
<県道56号> |
<峠道分岐> |
<林道床尾線> |
林道看板 (撮影 2017. 5.18) |
<出合市場> |
<峠を望む> |
林道標柱が立つ (撮影 2017. 5.18) |
林道標柱 (撮影 2017. 5.18) |
<「告」の立札> |
「告」の立札が立つ (撮影 2017. 5.18) |
「告」の立札 (撮影 2017. 5.18) |
日殿集落を望む (撮影 2017. 5.18) 手前の大きな建物は農業施設のようだ |
<今回の旅(余談)> |
林道床尾線 |
<林道の様子> |
林道の様子 (撮影 2017. 5.18) |
<沿道の様子> |
ジムニーが停まる (撮影 2017. 5.18) |
何かの看板 (撮影 2017. 5.18) |
<木材搬出(余談)> |
軽トラなど2台の車が停まっている (撮影 2017. 5.18) |
小型重機が置かれている (撮影 2017. 5.18) 木材の搬出用のようだが、近くに作業者は見られない |
<林道の状態> |
しかし、林道であることに変わりなく、所々で小規模な落石や倒木が見られる。つい最近崩れたり、倒れたりしたのではないかと思われる箇所も多かった。ただ、軽自動車がらくらく通れる幅は残っている。 |
ちょっと落石 (撮影 2017. 5.18) |
ちょっと倒木 (撮影 2017. 5.18) |
畑川水域へ |
峠の様な箇所を過ぎる (撮影 2017. 5.18) |
<畑川水域> |
<畑川の谷> |
<谷の眺め> |
<道の状態> |
少し掘れた道 (撮影 2017. 5.18) |
石が転がる (撮影 2017. 5.18) |
相変わらず倒木も多い (撮影 2017. 5.18) |
<集落を望む> |
麓に集落が見える。但東町畑(はた)か、あるいはその近辺の集落だ。出石川流域に位置している。 |
大きな石が転がる (撮影 2017. 5.18) |
<大石(余談)> |
ゲート箇所 |
<ゲート箇所> |
ゲート箇所道 (撮影 2017. 5.18) |
コンクリート舗装が始まる (撮影 2017. 5.18) |
<コンクリート舗装> |
つづら折りの途中 (撮影 2017. 5.18) |
つづら折りの途中 (撮影 2017. 5.18) |
つづら折り途中では、また畑方面に視界が広がる。国道426号線沿いに人家が立ち並ぶ様子も遠望できる。 |
<つづら折りの先> |
コンクリート舗装終了 (撮影 2017. 5.18) 右手に看板 |
<疑似峠> |
疑似峠直前、また畑方面の麓まで見通せた。 |
再び西谷川の谷間 |
<西谷川沿い> |
疑似峠を過ぎる (撮影 2017. 5.18) |
道は少し下り気味 (撮影 2017. 5.18) 谷は道の左手に移った |
<谷間の眺め> |
<道の様子> |
道の様子 (撮影 2017. 5.18) |
一方、その山深さに少々不安を感じ始める頃でもある。遥かな先まで峰が延び、一体そのどこに峠が通じているのかさっぱり分からないのだ。どこまで行っても先が見えて来ないという不安である。 |
再び畑側へ |
3度目の疑似峠 (撮影 2017. 5.18) |
<再び畑側> |
<林道標柱> |
道の様子 (撮影 2017. 5.18) もうあまり景色は広がらない |
林道標柱 (撮影 2017. 5.18) |
林道標柱 (撮影 2017. 5.18) |
ガードレールがある (撮影 2017. 5.18) 沿道に黄色い花が咲く |
<ガードレール> |
西谷川上流部へ |
<西谷川上流部へ> |
4回目の疑似峠 (撮影 2017. 5.18) |
3つ目の林道標柱 (撮影 2017. 5.18) |
<林道標柱> |
3つ目の林道標柱 (撮影 2017. 5.18) |
3つ目の林道標柱 (撮影 2017. 5.18) 管理主体が豊岡市に変わった |
沿道の様子 (撮影 2017. 5.18) |
沿道の景色 (撮影 2017. 5.18) |
<沿道の様子> |
道の様子 (撮影 2017. 5.18) |
小規模な崩落箇所 (撮影 2017. 5.18) |
<水源林造成事業の看板> |
水源林造成事業の看板が立つ (撮影 2017. 5.18) |
水源林造成事業の看板 (撮影 2017. 5.18) (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大画像が表示されます) |
道の様子 (撮影 2017. 5.18) |
<道の様子> |
道の様子 (撮影 2017. 5.18) コンクリート擁壁 |
また水源林造成事業の看板 (撮影 2017. 5.18) 所在は「但東町西谷瀧ノ谷117−1」 「瀧ノ谷」の前に「字」が付いていない |
<主脈沿いに> |
道の様子 (撮影 2017. 5.18) |
道の様子 (撮影 2017. 5.18) |
<峠直前> |
豊岡市側の広場 |
<豊岡市側の広場> |
1年半前に訪れた時の様子 (撮影 2015.11.16) |
<1年半前のこと(余談)> |
<広場の様子> |
豊岡市側に下る道 (撮影 2017. 5.18) |
記念植樹 (撮影 2017. 5.18) |
広場の敷地は一面、深砂利になっていて、雑草が生えないようになっている。基本的には駐車場として使われることを想定しているものと思う。 |
広場の様子 (撮影 2017. 5.18) |
広場の様子 (撮影 2017. 5.18) |
<登山道> |
鉄鈷山登山口 (撮影 2017. 5.18) |
鉄鈷山登山道 (撮影 2017. 5.18) |
広場の様子 (撮影 2017. 5.18) 切通し方向に見る |
広場の様子 (撮影 2017. 5.18) 石碑と切通し |
<開通記念碑> |
広場の様子 (撮影 2015.11.16) |
開通記念碑(表) (撮影 2017. 5.18) |
開通記念碑(裏) (撮影 2017. 5.18) |
<床尾線の概要> |
<豊岡市側の眺め> |
出合市場の採石場 (撮影 2017. 5.18) |
<採石場> |
<県道からの分岐点> |
林道入口付近 (撮影 2017. 5.18) 左右方向に県道56号が通じる |
<西谷川> |
豊岡市側の眺め (撮影 2015.11.16) |
最初にこの峠を訪れた時もこの眺めを堪能した。しかし、西谷川の谷は既に日影に入ってしまっていた。広場の周辺には秋の風にススキが揺れている。
豊岡市側に下る林道はと見れば、険しそうな未舗装路が待ち構えている。遥かに広がる峰々を前にして峠にポツリと佇むと、心細い限りだった。
この山中から抜け出すのは容易なことではないと感じた。 |
豊岡市側の眺め (撮影 2015.11.16) |
豊岡市側の眺め (撮影 2015.11.16) 西谷川の谷間はもう日影になっている |
峠の切通し |
豊岡市側から見る切通し (撮影 2017. 5.18) |
<峠の切通し> |
<峠の様子> |
豊岡町側から見る切通し (撮影 2017. 5.18) |
豊岡町側から見る切通し (撮影 2017. 5.18) ポツリと道標が立つ |
<道標> |
道標 (撮影 2017. 5.18) |
峠より豊岡市方面を見る (撮影 2017. 5.18) |
峠より豊岡市方面を見る (撮影 2017. 5.18) 道標には「豊岡市」とある |
<頂上部分> |
峠の朝来市側 |
<峠の朝来市側> |
峠の朝来市側 (撮影 2017. 5.18) アスファルトの広い敷地がある |
峠の朝来市側 (撮影 2017. 5.18) |
上の写真とほぼ同じ場所 (撮影 2015.11.16) |
<広場> |
朝来市側から見る峠 (撮影 2017. 5.18) |
<峠の開通時期> |
<豊岡市側の景色> |
<西床尾山(余談)> |
左の山が西床尾山? (撮影 2017. 5.18) |
峠よりこれから下る道を眺める (撮影 2017. 5.18) |
<古い峠道(余談)> |
出石川上流域にある旧但東町は、京都府との府県境の峰を控えた山地にある。一方、旧和田山町は円山川本流沿いにあり、京都方面より福知山を経由し、豊岡を経て日本海沿いに至る経路上となる。
現在は国道9号(山陰道)やJR山陰本線が通じる。旧但東町に比べると交通の便がいい。今回の峠は山間部の旧但東町と山陰道の幹線路を結ぶ峠道となる。 |
朝来市側に下る |
<朝来市側へ> |
<他にも広場> |
右手に広場 (撮影 2017. 5.18) |
道の様子 (撮影 2017. 5.18) 僅かに土砂崩れの跡が見られる |
<道の様子> |
<糸井川支流の上部へ> |
<蛇(全くの余談)> |
蛇 (撮影 2017. 5.18) ほとんど動かなかったので、死んでいたのかもしれない |
分岐 (撮影 2017. 5.18) |
<分岐> |
道の様子 (撮影 2017. 5.18) |
道の様子 (撮影 2017. 5.18) 右手奥に東床尾山がある筈 |
<北端部> |
この先カーブして川沿いに (撮影 2017. 5.18) |
川沿い |
川の左岸沿い (撮影 2017. 5.18) |
<川沿い> |
道が通じる谷間は、東床尾山の南麓直下から始まって、当面は真南へとほぼ真っ直ぐ刻まれている。道も細かな屈曲を除けば、ほぼ真っ直ぐに伸びる。峠直下にあって、この区間はとても穏やかな雰囲気だ。 |
道の様子 (撮影 2017. 5.18) |
道の様子 (撮影 2017. 5.18) |
道の様子 (撮影 2017. 5.18) |
1年半前に来た時は、11月中旬の晩秋から初冬にかけての時期で、アスファルト路面には落葉が多かった。今回訪れてみると、路面はきれいに清掃されている。この林道がよく整備されていることを物語っていた。 |
以前の道の様子 (撮影 2015.11.16) 峠方向に見る |
以前の道の様子 (撮影 2015.11.16) 正面の山は東床尾山? |
以前の道の様子 (撮影 2015.11.16) 路面に落葉が多かった |
この先に十字路がある (撮影 2017. 5.18) |
<支流を迂回> |
<糸井の大カツラ> |
糸井の大カツラへの道 (撮影 2017. 5.18) |
糸井の大カツラの看板 (撮影 2017. 5.18) |
<大カツラへの道(余談)> |
クマ注意の看板 (撮影 2017. 5.18) |
植栽用の作業道 (撮影 2017. 5.18) |
<作業道> |
<字床尾> |
植栽の看板 (撮影 2017. 5.18) (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大画像が表示されます) |
十字路を峠方向に見る (撮影 2017. 5.18) 手前は古いコンクリート舗装、先は新しいアスファルト舗装 左が大カツラへの道、右は植栽作業道 |
<舗装の区切り> |
十字路以降 |
<糸井川本流沿い> |
十字路以降の道 (撮影 2017. 5.18) |
<糸井川右岸へ> |
ここで右岸へ渡る (撮影 2017. 5.18) |
右岸沿いの道 (撮影 2017. 5.18) |
<西床尾山登山口> |
西床尾山登山口 (撮影 2017. 5.18) 看板の下の箱は登山届を入れるようだ |
近畿自然歩道の道標 (撮影 2017. 5.18) 「不動の滝 0.2km」、「糸井の大カツラ1.3km」 「西床尾山登山道 羅漢の谷」 |
車が停まる (撮影 2017. 5.18) |
<駐車場> |
<糸井渓谷> |
東屋 (撮影 2017. 5.18) (麓方向に見る) |
東屋の隣に「不動の滝」の看板 (撮影 2017. 5.18) 看板の奥に「不動の滝」がある (峠方向に見る) |
不動の滝 (撮影 2017. 5.18) |
古いツーリングマップ(関西 2輪車 1989年7月発行 昭文社)では、現在の林道床尾線の豊岡市側は全く道が描かれておらず、朝来市側も途中までだ。
それも一本線の細々とした道で、地形図で言う「軽車道」である。その道の終点がほぼ「不動の滝」近辺であった。この付近、糸井渓谷は特に狭く、4つの橋が連続する。
道の開削も困難な箇所だったのだろう。 |
近畿自然歩道の道標 (撮影 2017. 5.18) |
糸井川右岸 |
<糸井川右岸へ> |
この先、右岸へ渡る (撮影 2017. 5.18) |
暫く右岸沿いの道が続く (撮影 2017. 5.18) |
保健保安林の看板 (撮影 2017. 5.18) |
<保健保安林の看板> |
道の様子 (撮影 2017. 5.18) やや谷が開けて来た |
道の様子 (撮影 2017. 5.18) |
<休憩地> |
対岸に渡った所に駐車場がある (撮影 2017. 5.18) |
トイレのある管理棟 (撮影 2017. 5.18) |
<森林総合施設> |
駐車場より峠方向を見る (撮影 2015.11.16) 前の建物は何であるか不明 |
<床尾の三滝> |
<砂防ダム> |
森林総合施設以降 (撮影 2017. 5.18) 川幅が広がる |
砂防ダム (撮影 2017. 5.18) |
<糸井渓谷> |
峡谷を抜ける |
<峡谷を抜ける> |
小屋が立つ (撮影 2017. 5.18) |
<小屋> |
<棚田> |
棚田 (撮影 2017. 5.18) 峠方向に見る |
標柱 (撮影 2017. 5.18) |
<謎の標柱(余談)> |
標柱 (撮影 2017. 5.18) |
標柱の看板 (撮影 2017. 5.18) 全く読めない |
<左岸へ> |
前方の橋で左岸へ渡る (撮影 2017. 5.18) |
この先少し谷が狭まる (撮影 2017. 5.18) |
<旧道?(余談)> |
<集落直前> |
側らを穏やかに流れる糸井川も、この先は水面を間近に見ることがない、遠い存在となって行く。 |
朝来市側の林道起点 |
前方に人家が見えて来た (撮影 2017. 5.18) |
<人家> |
<林道起点> |
この先が林道起点 (撮影 2017. 5.18) 路肩に林道看板などが立つ |
林道起点の様子 (撮影 2017. 5.18) 近畿自然歩道の案内看板などが並ぶ |
林道起点の様子 (撮影 2015.11.16) (峠方向に見る) この時はまだクマの注意看板は立っていなかったようだ |
クマの注意看板と林道標柱 (撮影 2017. 5.18) |
<クマの注意看板(余談)> |
<近畿自然歩道> |
<看板の元の位置> |
<コースの見どころ3件> |
写真を見ただけの判断だが、「糸井の大カツラ」はなかなか立派そうだ。やはり、一目現物を見ておきたかった。 |
竹ノ内集落以降 |
奥村橋(おくむらばし)を渡る (撮影 2017. 5.18) |
<竹ノ内集落> |
<大字竹ノ内> |
<竹ノ内隕石落下之地> |
左に隕石落下之地の入口 (撮影 2017. 5.18) 峠方向を背にして見る |
「竹ノ内隕石落下之地」の標柱 (撮影 2017. 5.18) ここから入って50m 「隕石落下日本第1号発見」とある |
この奥が隕石落下之地 (撮影 2017. 5.18) |
<石碑> |
隕石落下之地 (撮影 2015.11.16) |
記念碑 (撮影 2015.11.16) |
文献(角川日本地名大辞典)では落下日を「2月8日」としているが、碑文では「二月十八日」と読める。「十」の文字が小さいので、読み違えたか。 |
<集落内> |
竹ノ内集落の様子 (撮影 2017. 5.18) |
道の様子 (撮影 2017. 5.18) |
<沿道の様子> |
糸井川を渡る (撮影 2017. 5.18) 左手に地蔵 |
地蔵 (撮影 2017. 5.18) |
県道10号(これ以降は蛇足) |
<県道10号> |
右手から県道10号が来る (撮影 2017. 5.18) |
県道10号の分岐を峠方向に見る (撮影 2015.11.16) 左手の看板には直進方向に 「床尾連山 糸井渓谷」と案内されている |
分岐の看板 (撮影 2015.11.16) 「幅員狭小幅3.6m」とある |
<峠を望む> |
県道10号を峠方向に見る (撮影 2015.11.16) (県道274号の分岐付近) |
峠の切通しが見える (撮影 2015.11.16) |
県道104号と交差 (撮影 2017. 5.18) |
道路看板 (撮影 2017. 5.18) |
<糸井橋> |
糸井橋 (撮影 2017. 5.18) 国道9号方向に見る |
糸井橋 (撮影 2015.11.16) 峠方向に見る |
<円山川> |
<山陰本線)> |
円山川を渡り終ったところ (撮影 2017. 5.18) |
国道の道路看板 (撮影 2017. 5.18) |
道路看板の国道9号の行先には「豊岡」とあったが、国道9号は豊岡を通らず、養父市より西に向かってしまう。代わりに豊岡に通じるのは国道312号となる。 |
山陰本線の踏切 (撮影 2017. 5.18) 国道9号方向に見る |
山陰本線の踏切 (撮影 2015.11.16) 峠方向に見る |
道路看板 (撮影 2015.11.16) 県道10号の行先は旧出石町の奥山 |
宮田交差点 (撮影 2017. 5.18) |
<国道9号(余談)> |
国道9号の宮田交差点 (撮影 2015.11.16) (京都方面に見る) |
糸井渓谷の看板が立つ (撮影 2015.11.16) |
この先、左に県道10号が分岐 (撮影 2015.11.16) (京都方面に見る) |
県道10号の分岐を示す看板 (撮影 2015.11.16) 峠へは県道10号を行く |
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今回の峠は、峠そのものが魅力的で、それが掲載の動機となった。車で走ってみて面白い道でもあった。たた、峠の歴史は極めて浅く、古くからの人の営みが感じられるような味わいはない。
それでも、かつて床尾山からは金などの鉱山資源が採掘され、それに関わる道も古くから通じていたことだろう。
朝来市側には糸井渓谷や天然記念物ともなる大カツラがあり、今は登山者などが活用する峠道である。峠には何の関係もないが、137年前の隕石落下の地が側らに佇む。そんなことも取り混ぜて、まあまあ楽しめたと思う、床尾峠(仮称)であった。 |
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<走行日> <1997〜2017 Copyright 蓑上誠一>
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