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峠情報 2

1998年以前


1998/12/ 5 (愛知県近辺の峠)

 いつも楽しく読ませていただいています。どこをどう辿って、見つけたのか記憶にありませんが、いつの間にか貴殿のWebはわたしの巡回リストの中に入ってしまっています。
 たまにドライブしながら、山の中で林道の看板を見つけたり、峠にさしかかると興味を覚えますが、本来臆病者なのでとても林道のようなところには入っていくだけの度胸がありませんし、峠を越えると言ってもせいぜい、近隣の快適なトンネルや舗装道を通るだけです。

 わたしの住んでいるところの近くだと、愛知県と静岡県との県境の自動車道としては多米峠、本坂峠が近く、後は宇利峠や陣座峠があります。このうち、多米峠は旧道に当たるものは林道になっていて、一般車通行止めで、頑丈なガードに阻まれています。本坂峠は旧道が残っていて、生活道な為か、整備はとても行き届いていて、若干道幅が狭いところがあるものの、全舗装道で、快適に進むことが出来ます。ただ、本坂峠の旧道は峠がトンネルで、これといった峠の景色もないので、あまりパッとしない道です。 後の宇利峠や陣座峠もこれといった見所はなく、実用道といった趣です。ただ、奥浜名湖の県道は、舗装林道みたいな所も多く、平均1.5車線、区間によっては一車線、と言うところも多いです。しかし、なぜかこういう道を地元のクルマがビュンビュン飛ばしています。
 人生をつい考え直してしまいたくなる様な道としては、むしろ伊良湖半島の外側にある、表浜街道(国道42号線)から、海岸へ降りていく何本かの道がふさわしく、旧坂急カーブ、道幅完全1車線、おまけに最後は、そのまま海へとダイブしてしまうように道が終わっている、というところがあります。

 そういうわけで、近辺には「山岳地の凄い道」というのが無いのがわたしの住んでいるところの特徴です。
 地図を見て、見知らぬ県境の峠道を辿っては「通行不能」だとか「通行困難」とかの文字があったりすると胸が躍るのですが、実際にそこまで行く行動力が無いため、果たしてどんなところだろう、と想像してため息をつくだけの毎日です。林道も2本くらい入ってみたことがありますが、ごく普通の幹線林道ばかりで、道も舗装されているものばかりでした。それでも、ガードレール無し、砕石ゴロゴロの様相に、正直ビビリながら通りました。でも、不思議なもので、通っている最中は行け行けで、後になってから、あんなところをよく、この俺が通ったな・・・と思いだし恐がりする有様ですから、あまりそういうところに入っていかない方がよい性格なのかも知れません。
 そんなわたしにとって、インターネットは実に楽しいところです。わたしが行かない、険しい峠や林道などの記事や写真がたくさんあり、机の上ながらも、まるでそこに行ったような錯覚を覚えさせてくれるので、そういうWebを探しては、読むのも日課の一つになりました。「峠と旅」は、その中でも良くできたWebの一つだとわたしは思います。平素で簡潔ながら、読みやすく、しかも味のある文章なので、読んでいて疲れません。それに、写真と文章の比率が程良いので、読みやすいです。
 お仕事、お忙しいとは思いますが、これからも素晴らしいWebを楽しませて下さい。

 Takashi Higuchiさん有難うございました。峠についてはお話し下さった中で私が通ったことがあるものは、残念ながら一つもありませんでした。ただ宇利峠と陣座峠の中間の県境にある瓶割峠(下の写真)を通りました。奥浜名湖は確かに林道の様な道が多かったです。その中でも奥浜名湖スカイラインは眺めがいい道だったと記憶しています。
 それより何より、このホームページを誉めて頂いたことのほうが嬉しいですね。

瓶割峠
瓶割峠
奥が静岡県三ヶ日町、手前が愛知県新城市。あまり峠らしくない。


1998/11/30 (三国峠))

 どうも。常連になってしまいそうです。
 前回は山伏峠に往ってきましたが、今回は三国峠(埼玉-->長野)です。両方とも冬期通行止めに肩押しされて、あわてて出かけました。で、三国峠なんですが、今年は12/7から通行止めです。
 今回は雁坂トンネル(片道710円)が完全に開通したので山梨県-->埼玉県-->長野県といった順に通りました。トンネルが開通したとはいえ、中津川林道に行くには20kmほど秩父湖の方に迂回させられてちょっとうんざりしました。埼玉県側はフラットダートで特に問題なく通れました。少々物足りなさを感じました。普通乗用車でも特に問題ないと思われます。ですが、所々雪がうっすらある所があったので雨の次の日は避けた方がいいでしょう。と言ってもこの時期だけですね(^^; すぐに冬期通行止めだし。長野県側は完全鋪装でした。道がせまい事以外は、普通の道ですね。峠からは秩父の山が綺麗でした。でも外気温が4度で強い風も吹いていたため、かなり寒いです。ちなみに紅葉には遅すぎました。でも葉が落ちてるぶん、眺めはいいでした。
 ではまた。冬期通行止の解除の日まで、、、

 kunioさんからでした。
 そうですね、冬期通行止の季節となりましたね。峠の旅人にとっては残念なオフシーズンです。でも車のタイヤもスタットレスに履き替えましたので、年末年始の休みには、越えられる峠はまだまだ越えますよ。サラリーマンにはとっては貴重な休暇ですから。


1998/10/29 (井川雨畑林道、山伏峠))

 詳しい情報の追加です(井川雨畑林道)。
 山梨県側、静岡県側のいずれも通行止め等の看板は全くないです。(去年はあった。しかも峠直前(山梨側)に) 
 基本的に砂利程度のラフロードで、ちょっと荒れてところがある程度。フォレスターとすれちがいました。峠の直前で、雪をかぶった北岳が見えたのが印象的でした。峠の周りは道がひろくなっていて、駐車可能でした。僕が行ったときは4台とまってました。山伏岳に登る登山の人も見かけました。で、その峠にたつと、未鋪装の山梨側と鋪装の静岡側ですっぱり別れていてけっこう笑えます。静岡側の看板の方が綺麗だったりしました。ちょっと恐かったのが休日とゆうこともあってバイクが結構多くてタイトコーナーでは、ビクッとすることが何度か有りました。クラクションならしつつ、ハイビームにするなど、自分の存在をアピールしながら走った方が良いでしょう。
 次は八ヶ岳林道にでもと思ってます。

 kunioさんからの追伸メールでした。


1998/10/25 (井川雨畑林道、山伏峠)

 初めまして。このページをみて触発されてしまいました。
 井川雨畑林道の報告です。
 まったく問題なく通ることが出来ました。1998.10.25現在で、静岡県側は完全に鋪装ですが、山梨県側がけっこう荒れてました。とはいえ、フォレスターも走ってたんで、それなりに車高のある車なら大丈夫でしょう。手短かですが、報告でした。
 ちなみに愛車はDAIHATU ROCKEYです。

 kunioさん有難う御座いました。あの険しかった静岡県側の道が舗装されているなんて、想像もつきません。ぼやぼやしている間に峠道はどんどん変わっていってしまいます。


1998/10/16 (男鹿岳峠、安が森峠、田代山峠)

 ホームページを拝見させていただきました。沢山の峠に行っているんですね。私も峠越えが大好きです。以前はバイクで行っていたのですが最近は自転車です。車で行けない峠にも行けるのでなかなか良いです。(^^)

 ここで、栃木県内の峠情報を一つ・・・
 蓑上さんのページで男鹿岳峠と言っている大川林道なのですが、この前の集中豪雨及び台風の影響でかなり荒れています。現在、車両の侵入は出来なくなっています。MTBで走ったのですが落石、土砂崩れが十数箇所あり、峠付近は道路上に水が流れ土砂を完全に流してしまっています。MTBでも押しや担ぎを余儀なくされました。復旧の目処も立っていないようです。他には、安が森峠が舗装化工事の為通行止め、田代山林道は崖崩れ(2ヶ所)の為復旧工事中となっています。

 こじまさん有難う御座いました。あちこち通れなくなりましたね。特に男鹿岳峠は絶望的ですね。去年の8月に車で越えられた私は非常に幸運でした。


1998/10/11 (鳩峰峠)

 こちらのHPの峠リストを拝見させて頂いてとても感動いたしました。私も山道を車で走るのが好きなのですが,何せ普通乗用車なので『この先,行ってみたいなぁ,一体,どうなっているんだろう』と思いつつも、いつも峠の手前で泣く泣く引き返しております。こちらの峠リストの中にも途中で引き返したものが掲載されており、『ああ,こんな風になっているのか,これくらいだったら行けたかもしれないなぁ』とか、『うわー,先に進んでたら帰って来れなかった』とか言いながら見させて頂いております。
 今後も楽しみにしておりますので頑張ってください。最近は大雨のせいで土砂崩れ等か多いので,くれぐれも気をつけて素晴らしい峠の旅をしてきて下さい。

 追伸
@峠リストの中の福島・山形間の「鳩峰峠」ですが,平成10年10月11日現在,土砂崩れのため全面通行止のようです。 ※今日行ってみたら通れませんでした。

A同じく峠リスト中の福島・山形間の「谷地峠」の文章中に福島・秋田間とありますが,福島・山形では?
 ※些細なことで申し訳ございません。

 それでは失礼いたします。

 aki-takeさん有難う御座いました。「東北のいろは坂」が通れないようですね。「谷地峠」では確かに秋田ではなく山形です。自分では山形のことを言っている積もりで、時々混同してしまうのです。修正しました。


1998/ 8/30 (滋賀県の峠)

 滋賀県に関する情報を参考にまで。

 「安楽越」
 ダートは1kmほどしかありません。また、標高もそんなに高くないと思いますので、拍子抜けに思われるかもしれません。三重県側は狭いながら全面舗装で、滋賀県側は峠から集落「山女原(あけびはら)」に出るまでが未舗装です。ここは第2名神高速の予定地になっており、そのためか、滋賀県側はR1からまで、随分立派な道がついてしまっ ています。近々の工事に備えてのものと思われます。峠の風景は、近い将来消えてしまう運命にあるようです。

  「鞍掛峠(R306/滋賀〜三重)」
 道が立派になってしまい、雑誌に紹介されたこともあり、週末になるとローリング族が沸いてきます。景観は悪くないのですが。

 「五僧峠(滋賀〜三重)」
 峠の手前までは簡易舗装の林道(権現谷林道)が通っています。そこからは廃村を通って10分ほど山道を歩くと峠に着きます。この辺りは過疎がひどく廃村が多くあります。また滋賀の多賀から栗栖〜杉坂峠〜杉〜保月〜五僧に至る道は非常に道は狭いですが、独特の寒村の雰囲気で私は大好きです。「杉」、「保月」の集落は夏季のみ住人が帰ってきます。保月〜五僧はアサハギ林道とよばれダートです。

 「国見峠(滋賀〜岐阜)」
 以前行ったときは滋賀県側の峠手前が崩土のため通行止めになっていました。滋賀県側はガレ場が多く道も狭くて、新設された林道にしてはとても荒れており、当時の車が小回りが利かない車でもあったのでやむを得ず引き返し、残念な思いをした記憶があります。そうそう、目の前に熊が現れたりもしました。でも、まだ峠を目にしておらず近いうちに是非行こうと思っています。林道らしい林道が見られるところです。

 「坂下峠(滋賀〜三重)」
 滋賀県境のR1の西に大原貯水池があり、その脇を通って鈴鹿に向かって延びる林道をのぼっていくと見られるわけですが、ほとんど廃道状態で、道はわれわれ、緩くて崩れそう、ということで車は不可能でした。峠は以前採石でもされたのか、切り崩されており、景観もなにもありませんでした。

 「鵜川・村井広域林道(R161近江高島〜朽木村)」
 峠の名は記されていませんが、山越えの林道で、途中「黒谷」「畑」を経て朽木村に至ります。集落琵琶湖を望む景観はかなりのものです。大半がダートで道は走りやすかったと記憶しています。

  この他にも、湖北地方には距離はあまりありませんが林道があります。信州のように山深く、という気分は味わいがたいですがそれなりに楽しめますので、また、こちらにおこしの際は寄ってみてくださいね。

 e-konさん有難う御座いました。熊を見掛けられたんですね。やっぱり熊はいるんですよ、皆さん。


1998/ 8/ 9 (大峠、三森峠、鳩峰峠)

 俺は福島に住んでおり自転車でのツーリングを趣味としている者です。自転車でツーリングを行うと峠は切っても切れない関係に有りまして、蓑上さんのホームページを見てその量と文章の質の高さに感激しております。また、俺が走破した峠もいくつかあって懐かしく思い出したりしました。

 峠リストにあった峠で俺が走破した峠の情報です。参考にはならないと思いますが(^_^)

 大峠(旧道) 1998年7月26日走破
 つい最近走破したばかりなので記憶に新しいです。福島側から走破しましたが、いつまでも続くようなつづら折れの登りにまいってしまいましたが、登ってきた道を見下ろせて登ってきたという実感が味わえるので、登りがいのあるところでした。出会ったのは80ccのバイクが一台だけでしたが、車もたまに来るらしく路上に落石や小枝などは少なかったです。崩れた路肩や陥没した部分はそのままでしたがロープなどが張ってあったりするので、自動車での通行に問題はないようですし、下見のときに実際に走りました。峠のトンネルから山形側はゲートで封鎖されていますが、自転車なので先に進みましたがひどい状態でして、山側の石避けの金網が土台のコンクリートごと崩れ落ちたところなどもありましたが、ダートは極々わずかであとは舗装路でした。ただ路肩が落ちていたり落石もひどく崖を覆っていたコンクリートがすべて剥げ落ちている部分などもあります。また路肩が落ちたり崖が落ちたりするたびに通行止めのゲートを下げているらしく、何度か通行止めのゲートを乗り越えました。どんどん廃道化しているようです。

 三森峠 1997年4月20日走破
 新道からの両方の入口にゲートはありましたが、車が入れるくらいは開いていました。通行もたまにあるらしく路面が結構きれいでしたし、実際に数台の自動車、バイクに出会いました。4月というのに峠付近には残雪がありびっくりした記憶があります。また峠の茶屋はすでに崩壊寸前でした。ここから御霊櫃峠まで登山道があるらしく何人かが入っていくのを見ました。補修はしていないと思いますが、廃道化は進んでいないようです。

 鳩峰峠 未走破
 1995年9月28日に走破を試みたことがありますが、摺上川ダム工事の爆破作業で県境あたりで通行止めとなっていました。ダンプが通行するため無理すれば入れないこともなかったのですが、ダンプの運転手に注意されましたので、それ以上入ることはしませんでした。その後も何度か自動車で行ったことはありますが状況は変わっていなかったので最近は行っていませんでしたが、峠リストによれば1997年8月30日に走破したとのこと。今度走破を試みてみます。

 福島県人hazedonさん有難う御座いました。つい最近の大峠の様子が分かって参考になります。やはり自転車ならではですね。 


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