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峠情報 20
 
(掲載期間 2002年4月〜5月)
 
目 次
 
○山伏(大笹)峠/静岡県・山梨県    <冬季通行止解除は5月20日か>
○犬越路/神奈川県山北町・津久井町 <自転車で越えたそうです>
○小峰峠/東京都八王子市・あきる野市 <五日市側にゲート完成>
○堀越峠/京都府・福井県         <京都側に深い亀裂>
○暗峠 /奈良県・大阪府          <心霊スポット>
○傘松峠/青森県              <詳しいコース紹介ト>
 


 
2002. 4.16 ○山伏(大笹)峠/静岡県・山梨県 <冬季通行止解除は5月20日>
 
 こんにちわ。峠と旅よりリンクさせて頂いているHEAT WINDの影武者です。去る4/14の日曜日に静岡/山梨県境の山伏(大笹)峠に行ってきましたので近況をお知らせします。

 今年の山伏峠ですが、なんと言っても暖かい!!私は静岡県側からバイクで入ったのですが、静岡県側は去年は大量に残っていた雪はほとんどなく勘行峰林道分岐から先の路肩にチョロチョロッと残っているだけ。峠の頂上でも下界と気温はほとんど変わらなく、ポカポカ陽気で最高のツーリングが楽しめました。ただ、山梨県側は
やはりというか未だ冬季通行止めで、峠の山梨県側のゲート近辺には結構な残雪が・・・。

 峠の看板によると冬季通行止めの解除は5/20だそうですが、この陽気なので冬季閉鎖解除の頃にはすっかり雪も解けて大規模な崩落でもない限り通り抜けができるようになると思います。静岡県側の崩落も勘行峰林道分岐までは普通車通行可能、分岐から先は路面堆積土砂が多くなるので高車高の4WD車なら通行可能ですが
頂上手前100m程の所の崩落で4輪は行く手を阻まれてしまいます。ただしこの個所は二輪なら楽に通行可能なので、崩落個所手前に車を置いて徒歩で頂上を目指す事はできますよ。

 帰りは井川湖へは降りずに勘行峰林道へ入ったのですが、全線開通からしばらく経っているはずなのに井川雨畑林道分岐から2kmくらいはまるで開通直後みたいな雰囲気の掘りっぱなし作りっぱなしのダートを楽しめました。沿線に重機が何台も入っていたので残念ながらここも整備が進めば舗装化されてしまうでしょうけど。舗装工事は大日峠(県民の森)側から進行しているようです。

 私のページに簡単なレポートをUPしていますので宜しければご覧下さい。では。
 http://homepage2.nifty.com/HEATWIND/
 
 影武者さん、ありがとうございました。5/20が楽しみですね。でも、峠手前の崩落個所が気になります。そこが修復されないと、車では通り抜けできませんから。

 
2002. 4.11 ○犬越路/神奈川県山北町・津久井町 <自転車で越えたそうです>
 
 ネットサーフィン中に貴サイトを見つけ、楽しく見させていただきました。貴サイトの情報をもとに犬越路林道(犬越路峠)へ行って参りましたのでその報告をさせていただきます。
 自転車で丹沢湖側から登ったのですが、丹沢側から登る分には道路はすべて舗装され、ところどころ岩がころがり、岩肌がくずれているところがありましたが、余裕で登れました。途中地元の人にでくわしたり、山菜取りの為に地元の人も立ち入っているようです。ゲートの位置や開き具合は以前とかわっていないようです。
 犬越路トンネルを越してしまうと、突然ダート。一応道路という形にはなっているのですが、崩れていたりして危険な箇所も若干ありました。日曜日に入ったために工事車両がいなかったのですが、平日でも工事をしているのだろうか? といった感じで、まったく人気がなく工事しているような雰囲気もありませんでした。途中突然舗装された橋があったり、大きめの岩が転がってたり、崩れてきたら大変だなぁ・・・といった感じです。
 画像は http://sosa.pinky.ne.jp/chari/soko/inukosimichi/inukosiindex.html にあります。
 以上 峠情報でした。
 むせいげん旅三昧
 管理人  SOSA。
 
 SOSAさんありがとうございました。車だと以前から津久井町側が通れなかったので、全くそちら側の道の状態を知りませんでした。何とか通ってみたいものです。
 
2002. 4. 2 ○小峰峠/東京都八王子市・あきる野市 <五日市側にゲート完成>
 
 小峰峠旧道閉鎖の記事を拝見し本日、小峰峠に行って参りました。
 新道は新小峰トンネル(全長500メートルくらいです)を経由してあっという間に、2車線の平坦路で八王子市川口から(旧)五日市小峰にぬけてしまいます。旧道の1車線の杉木立のワインディングの風情はかけらもありません。
 また、八王子側はゲートの工事中でしたが、五日市側はゲートが完成しており旧道に進入できません。林業や資材置き場(?)などに出入りするには通行できるようです。旧道の小峰トンネル自体が閉鎖されたかどうかは確認できませんでした。
 とりあえずご報告します。
 
 三瓶さんありがとうございました。早くもゲートが造られているようですね。本当にもう通れなくなると思うと残念です。
 
2002. 3.31 ○堀越峠/京都府・福井県 <京都側に深い亀裂>
 
 ご無沙汰しております。リンクして頂いております、2輪、4輪、林道ツーリングガイドのyama-sanと申します。
 先日から、買おう買おうと思っていた、貴hpのeBOOKを本日ついに入手しました。CDの中では108の峠が紹介されていますが、私が越えたことがあるのはたったの23峠でした。読み始めたばかりですが、これからが楽しみです(笑)。

 余談ですが、去年10月に京都・福井県境の「堀越峠」を走ってきました。いまだに全線未舗装でしたのでご安心を。
 福井県側は、草刈とブルドーザー等での路面補修を行ったようで平坦でした。
 京都府側は路面の中央が30cm以上、凹状にえぐれたところが数100m以上続いており、緊張の走りを余儀なくされました(笑)。ライン取りさえ外さなければ、特に危なくないのですが、はまってしまえばジムニーでも脱出が難しそうなぐらいでした。
 国道162は相変わらず風情があって最高ですね。それではまた、

 その莫大な情報を見るたびに、蓑上さんと、そのhpの偉大さをいつも実感するのですが、今後もhpの更新を楽しみにしております。
 
 yama-sanさんありがとうございました。堀越峠は相変わらず大変な峠のようですね。今回はバイクで越えられたのでしょうか。以前は福井県側がひどかったのですが、今度は京都側ですか・・・。

 
2002. 3.15 ○暗峠/奈良県・大阪府 <心霊スポット>
 
 二回目のメールです。暗がり峠もいかれたのですね。昔はあの峠の大阪側の入り口の近くに住んでいました。地元的には、奈良へ渡る最も近道なので、日が高いうちは、バイクは当然、4トントラックで行ってしまう、剛の者もいました。 
 とは言うものの、あのあたりで一番の心霊スポットなので、日がくれてから通る人はあまり居なかった様です。まぁ、江戸時代の前からの怪談が今でも残っていて、実際に特殊な種類の蜘蛛が、自分のはいた糸に乗って、空を飛ぶ姿が、火の玉に見えるということです。 
 
 Tatenoさんありがとうございました。4トントラックとは、本当につわものですね。それに心霊スポットというのもうなずけます。
 
2002. 3. 5 ○傘松峠/青森県 <詳しいコース紹介ト>
   
 峠という言葉の響きは大好きです。その未知の壁を超えた向こうに何があるのかという、ミステリアスな部分が古今から文学的表現として重用されてきましたが、現在では峠を下れば何があるのかそこは隣町の〇市であったり、∇村であったりの判りきった事、その現実的な夢の無くなった補完は唯一景観美でしかない。確かに高低はともかく頂上の最高点、からの眺望は平地の比ではありません。その峠の美しさは、一つや二つでは語り尽くせませんが今日はそのなかのお薦めを一つ書きましょう。青森から秋田へ車で行く場合東北自動車道を碇ヶ関(いかりがせき)インターで降りて、暫く国道7号を片側1車線のわりにまっすぐな平坦な道で大館に入るのが一般的ですが、私は弘前か黒石に用が無い限り峠越えの素晴らしい景色を楽しむコースを採っていました。それは八甲田山を抜けて奥入瀬渓谷を走り十和田湖へ出る観光コースです。青森市内から八甲田へは3ルート有りますが、短距離なら青森インターに近い一番西の道を、但し雪中行軍の関係には縁が無い道です。しかし、途中に岩木山を眺める展望台があり晴れていれば絶品の景勝です。道草を楽しむならば一番東の駒込川に近い道(川に沿うように道は走りますが地図上の事で川は見えません。)を山へ向かえば市内出外れの幸畑(こうはた)地区に陸軍墓地があります。道路左の駐車場に車をおき反対車線の右奥の300坪いや500坪位あるのでしょうか広場の一郭に、明治35年1月23日から25日にかけての雪中行軍で死亡した199名(210名中)の墓地です。その北側に4?5本の雑木林に囲まれて八甲田雪中行軍遭難資料館(有料・去年は200円)があります。当時着用の軍服や背嚢・靴・ゲートルなどの遺品が展示してあります。何度か訪ねていますが休館日でもないのに結構休んでいます。多分終日来館者0名の日が多いんかなぁと勝手に想像を逞しくしています。そうそう資料館のパンフレットに先刻の幸畑陸軍墓地の説明が書いてありました。歩兵第五聯隊第二大隊の犠牲者199名を1903年7月23日に陸軍省が葬った場所である。正面に大隊長山口?(本当は金偏に辰と書いてしんと読みます。)少佐以下下士官10名、むかって左(南側)に95名、右に94名の墓がある。とあります。ここから10キロ程山へ入った田代温泉(この辺りを田代平といいます。)の手前馬立場(うまたてば)の頂上(標高732m)に遭難第一報をもたらした後藤伍長(後藤房之助)の銃を両手で地面に突き、左足を少し前に出した銅像が大きな白い台座の上に建っています。この付近一帯が遭難場所で高倉健の映画八甲田山のシーンをダブラセながら道ををここから右へとります。
すると青森からの第三の真中の道(これといって見るべきものは有りませんが途中放牧場があったり、高原の白樺林の中に洒落たレストランがあったりします。)へ繋がりしばらく走ると、左にロープウェーの乗り場が見えてきますがなかなか立派な建物です。ここから田茂萢(たもやち)岳(1324m)迄通じていて、頂上迄は少し歩きますがガンコウラン・コケモモ・ワタスゲ等高山植物の咲き乱れる湿原があり、以前8月の終わり頃登りましたが、涼風に包まれて下界の暑さと違い文字通り別天地でした。展望台付近は八甲田ゴールドラインの名前で遊歩道が整備され又、眺めといえば目線の高さで岩木山が、眼下には陸奥湾が光って一大パノラマで見事です。仕事が無ければ一日中横になっていたい位でした。
さてご存知と思いますが、八甲田山の標高は何メートルでしょう。?         そうです。そんな山はないんですね。   僕も初めて八甲田山へ言った時周りの連山を見渡して、
地元の人に尋ねたものです。どの山が八甲田山ですか?と。そしてその答えは、まず北八甲田連峰と南八甲田連峰に分かれます。その間を道路は縫っているんです。で前者は主峰の大岳(1585m)のほか前岳・田茂萢岳・赤倉岳など8峰。南は主峰の櫛ヶ峰(1517m)他、乗鞍岳・駒ケ峰等の火山で構成されていて、総称が八甲田山と呼ぶんです。
八甲田を過ぎて次にはやっぱり温泉でしょう。酸ヶ湯(すかゆ)温泉です。もうここまで来たならば今回のテーマの峠、傘松峠(標高1020m)はすぐ近くです。
実は青森県内には大きな温泉だけでも18湯あると言われています。その中にはメジヤーな浅虫温泉や大鰐温泉(これらはいずれかの機会に又書きましょう。)が有りますが、この八甲田周囲の温泉すなわち田代元湯・城ヶ倉温泉・猿倉温泉・谷地温泉・蔦温泉すべて旅館は一軒です。ただ酸ヶ湯温泉は同じオンリーワンでも立地条件がいいんです。国道102号線沿いでマイカーであろうとトラックであろうと観光バスであろうと絶対前を通る、脇道なしのこれもオンリーワン道路なのです。従って衝動買いならぬ衝動入湯の飛び入り客が多いのです。実は私もその一人で名前だけはテレビの旅行番組で知ってはいましたが、本当に名前だけで後は予備知識全く無しでしたがそんなことはどうでもいいんです。温泉に入るのに口実も動機も弁解もいらないんですよね。ただストレートに入りたーいという欲望(温泉ですから浴望でしょうか)さえ有れば。2?30台しか置けない駐車場へ車を停めて木造建築の旅館へ向かいます。雪国特有の急勾配の三角屋根のついた間口の広い玄関その戸外右脇に入湯券の自動販売機があり、大人450円とあります。早速買ってフロント(と呼べるんでしょうか?フントの話)へ。中年の小父さんに「タオル貸してください」と頼みますと、そんな物用意してある訳がないじゃないか甘いなという顔で、売店で買ってきてくださいと指示。
併設している売店へロビー(と言えるのかな、ただ単なる大き目の板張りの部屋)横の降り口から土間におり、大枚一金千円也で半裸の女性にさかさクラゲマークその上から大きな字で酸ヶ湯温泉とプリントしてあるセンスの悪い派手派手タオルを購入。その後温泉を出てからホテルへ着くまで乾かすために私の横の助手席でタ゜ッシュボードにはさまれたタオルがヒラヒラしていたのは言うまでもありません。肝心の酸ヶ湯の説明がまだでした。ロビーの一番奥に小箱がありそこへ券を入れると脱衣場でそこから浴場へは木の階段を下ります。中は
以外に広く泉温で区分けされているのか熱ノ湯(あったかの湯)冷ノ湯(つめたの湯)その中間なのか四分六部ノ湯とそれぞれの湯船の壁面に木札が打ち付けてあります。小ひしゃくが湯口においてあり飲用もできます。一口飲みますと成る程酸っぱいような例えようのない味がします。今までの温泉にこの味感はありません。この味もオンリーワンです。
その時私の降りた階段じゃないもう一つの階段からおばさんがどやどやと入ってきました。げっ混浴風呂だ!嬉しい癖になんだこのリアクションは。その後数回入湯しましたが春休みや夏休みの期間は混浴を知らないアベックや女性グループのお客も多く、気の毒なのはペアー組でお互い違う階段を下りた途端彼が青くなって彼女の前にふさがって他人の視線から庇おうとする姿はあまりの痛々しさで余計にじぃーーーーーと見てしまうのです。彼女を。
この酸ヶ湯温泉は江戸時代の頃は鹿湯と言われていたらしく、全国にある熊の湯・鶴の湯・鷺の湯と同じで猟師が手負いの鹿を追っていくと温湯で傷を癒していてそれを見て発見した
と津軽藩の正史「津軽一統志」に書いてあるそうです。鹿湯がすか湯に変わったのは昭和29年からで泉温55℃、湧出量毎分300リットル,強酸性温泉が最近のデーターです。
しかし最近は駐車場が満車の状態で゛時間に制約のあるビジネスマンにはなかなか厳しいようです。もう一つ付け加えておきます。この山深い温泉も住所はなんと、青森市荒川。せめてフロントとロビーをリニューアルしてもう少しアーバンにしません?と今度あの売上協力させられた小父さんに言っておきます。 さて傘松峠へ向かいましょう。そして無事峠を越えると温泉から程なく睡蓮沼と書かれた標識が道路左に現れます。駐車場はありません。路肩に道路交通法違反的駐車をします。もしパトカーでも通りかかったら今度は警察官に逆に注射されます。進行方向にむかって左に幅1mほどの小さな入り口のような道があります。 でその小径をたどります。すぐ右側に高山植物うんぬんの案内板がありどんどん奥へ進むと急に雑木林がきれて視界が広がります。今まで燈台元暗しだった八甲田山がこれが俺の真の姿だといわんばかりに全容を誇らしげにアッピールしてきます。そして足もとには無数の大小の沼が点在しています。私は雪国の冬季はレンタカーを利用しませんし、ましてや山岳道路を走行するのは自殺行為と確信していますので
このコースの雪景色はしりませんが、初夏残雪の山なみを借景に可憐な水芭蕉が咲く時そこに居ました。秋かえでやナナカマドが深紅の装いをしていた紅葉の時そこに息を飲むように立って居ました。ここは以外に知られていない一押しの観光スポットです。観光バスが停車できませんからツアーは立ち寄りません。何時も殆んど私一人かたまに地元の方が絵筆を握って写生をしておられるだけです。さて名残惜しいのですがこの場から去りましょう。つづら折れのような山道(と言っても完全舗装の素晴らしい道路ですが、あれは2?3年にもなりますか、この先の奥入瀬渓谷で土砂崩れがあり八甲田の下湯温泉から黒石へ迂回をさせられた事が一度だけあります。)を下りきって奥入瀬の入り口十和田湖温泉へ着く手前に蔦温泉があります。道路を外れて右へブナ林の中を下ると800年前の発見と言われる閑静なオンリーワンの旅館があります。文豪大町桂月が名湯を・奥入瀬をそして酒をこよなく愛して大正14年6月57歳でこの地で、世を去った定宿(というより晩年ずっと居つづけた)蔦温泉です。桂月の墓は旅館から200mほど(約5分)のブナ林の中にあります。ここで余談ですが、実は彼の生誕地高知市の永国寺町も尋ねたことがあるのです。昨年の丁度今ごろ(市役所をまっすぐ鏡川に向かうと旧山内家下屋敷長屋があります。国重文の割に無人で鍵もかかっておらず自由に見学出来るのですが、その隣に三翠園というホテルがあり、そこは西武ライオンズのキャンプ宿泊ホテルだったので、おりしも運よく選手が練習に出掛ける時間で目の前数十センチの所を松阪や松井が通っていきました。従って今頃でした。去年の証明にこんな長文になるのか、馬鹿かおまえは。すいません。)本当にすみません。脱線だらけで。さて話は何処まで出したっけ。そうそう昨年高知城300年祭で高知市内は賑わっていました。桂浜でも腐食修理が終わった坂本竜馬の銅像を、目線で見ようと大きな鉄骨やぐらが組んであり早速登ってようっと挨拶してきました。又又線路から車輪が外れかけています。そうそう桂浜の桂をペンネームにした大町桂月は駅とお城との中間点に一本の石碑が大町桂月先生誕生地と教えているだけでした。で誕生地はいいんです。疑問は桂月の墓の方ですが、東京は山手線の池袋駅東口か地下鉄有楽町線の東池袋で下車し首都高速へ向かいコンビニを左へはいり都電荒川線の踏み切りを渡ると小さな花屋さんがありそこを右へ入れば雑司が谷霊園です。実は近くに中堅のIスーパーの本部があり再三訪問していますので多少知っているだけですが、その雑司が谷霊園は夏目漱石や武久夢二・永井荷風に小泉八雲・ジョン万次郎に泉鏡花・島村抱月・東郷青児に川口松太郎・大川橋蔵と有名人の立派な墓が数えあげてもきりがないほどあり、事務所で墓石所在場所のパンフレット(以前はご自由にどうぞが最近は百円の有料)までが事務所入り口近くに用意されている。
それらの名士のなかに大町桂月の墓がある。高さ30センチ程の自然石に、たしか桂月の墓とのみ彫られていたように記憶しています。納骨されている墓は多分蔦温泉の方で、雑司が谷霊園はその後墓参が容易なようにお身内の方が建てたのかもしれません。と言いましても二箇所に墓があるのは例えば先程列記した彼等のなかでも小泉八雲は松江の記念館の入り口に髪塚の墓か゜ありますし、ジョン[中浜]万次郎も室戸岬の中浜にもう一つ立っています。戦国武将等は枚挙にいとまか゜有りません。墓の二つ等珍しくないのかも知れません。 墓だけに人生のはかない話になりました。       
長くなりました。今回は傘松峠のコースを紹介しましたか゜、こんな駄文て゜もよろしけれぱ又峠の想い出を書きます。  

 酒井さん、ありがとうございました。高倉健などの出演による映画「八甲田山」を思い出します。旅をするにもいいところですよね。

 
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