ホームページ★峠と旅
峠情報 

1999年8月から9月



1999/ 9/ 7 ( 津別峠/北海道、極楽峠/長野県 )

ホームページを楽しく拝見させていただいてます。
この峠は行ったことがある、とかこんな景色だったなと思って見ています。

さて、今年の夏に北海道の津別峠に行ってきました。
峠リストではダートということになってますが、
全舗装になってました。道道に編入されたからでしょうか。
それにしても道が狭く、かつ、勾配がきつい!
自転車でかなりしんどい思いをしました。

峠からさらに分岐して2.5km登ると
立派な展望台があって、売店もあります。
屈斜路湖はもちろん、雄阿寒岳も見えます。
展望台においてあるノートを見ると美幌峠よりも
津別峠の方がいいという人も多いようです。

あと、極楽峠も今年のG.Wに登りました。崖崩れ箇所も
しっかり直って普通の林道に戻っていました。
勾配がきつくて泣きを見ましたが...

こんなところです。
峠を登るのは好きなのでまた何かあれば報告します。

Yoshikuraさんありがとうございました。
津別峠は全線舗装され、展望台には売店までできたんですね。
私が訪れた時は展望台までの道がすごい凸凹道で、展望台も質素なものでした。
それがかえってそこからの屈斜路湖の眺めを尚更幻想的にしていたような気がします。



1999/ 8/30 (ヤマビコ峠)

「峠と旅」ホームページで、情報を仕入れて、
仲間とドライブの計画を立てております。

さて、本題ですが、8/28に、奥多摩ドライブということで、
ヤマビコ峠(仮)に行ってまいりました。

2時頃、武蔵五日市駅から奥多摩を目指して出発。
深夜だったので、まったく車もなく(当たり前だが)、
すいすいと登っていきました。

峠の駐車スペースで休憩して、さあ行こうというときに、
奥多摩側に下る道に、工事現場によくある、
黄色と黒の車止め?(名前失念)が3つ・・・。
近くの看板には、「落石の恐れがあるため、通行禁止」。

落石くらいなら行けるのでは・・・。と強行突破。
これが甘かった。
数100メートル行ったところで、舗装に大きな裂け目あり。
その先は・・・、土砂で埋まっている・・・。

真っ暗で細い峠道を、しばらくバックで登る羽目に・・・。
一人でなくってよかった。

神戸岩の入り口まで下りてきたときには、
夜が白々と明ける頃でした。
当然、奥多摩周遊道路は通れるはずもなく、
帰りは、しかたなく上野原に抜けていきました。

しばらく間をおいて、再チャレンジしようと思っています。

以上、ヤマビコ峠(仮称)情報でした。

#また何か情報があれば、メールしたいと思います。

 高浪さん峠情報有難う御座いました。
 ヤマビコ峠の峠道はこれまで随分改修が行われてきたのですけれど、
 峠道とはやっぱり険しいものなのですね。



1999/ 8/29 (温見峠、高倉峠、馬坂峠、冠山峠)

 何時も楽しくHP拝見させていただいています。
 今日(8.29)、岐阜県から福井に抜ける温見峠(R157)を通過しようとしましたが、能郷以北は通行止めでした。(立て札には当分の間?と書かれていました。)
 それではと、馬坂峠(実際はトンネル)を超えて旧徳山村から高倉峠を目指しましたがこちらも福井県側道路工事のため高倉峠以北は9月30日まで通行止めでした。
 結局冠山峠をこえて福井県池田町に抜けましたが、全線舗装路で峠の駐車場は冠山登山の人たちの車(峠から冠山山頂までは歩いて60分と案内板に書かれていました。)が数台駐車されていました。
 この近くでぜひお勧めしたいのが、水鳥横蔵林道です。ツーリングマップルには峠の名前は記されていませんが、ちゃんと展望台もある峠(名前忘れました)があり駐車スペースも結構広々としています。一部ダートが残ってはいますが山岳ルートっぽい感じがしてなかなか趣きあります。
 これからもますますHP充実させてください。残念ながらあまり遠出ができないため特に中部地方(私は岐阜市在住です)が充実すればイイなーと虫のいいことばかり考えています。

 diyuuさん有難う御座いました。温見峠も高倉峠もいい峠なんですが残念でしたね。
 遠出できなくても中国地方には味わい深い峠が沢山あります。八草峠や天生峠なんかもいいですね。


1999/ 8/18 (九州の尾平越と国見峠)

 初めまして。突然のメイルをお許し下さい。
よく、「峠と旅」Home Pageを見させて頂いております。

私は福岡在住のドライブ好きな人間です。ちょっとした休みで予定もないときには、割とよく車を走らせています。自然の中を走るのが好きなので、海にも山にもよく行きます。山間部などを走るときに、特に「峠」というのを意識したことはありませんが、狭い曲がりくねった道をクリアしつつ、周囲の景色や自然を楽しむようなドライブは好きです。ですから、「峠と旅」のページは自分の好奇心がかき立てられ、もっといろんな所に行きたい(休みと金がもっとあれば...)という気持ちになります。そんな衝動を抑えつつ、ホームページを楽しませていただいております。
#さすがに今の車でダート路はちときついかな、と悔しい思いも
#していますが...(2駆・4速ATのステーションワゴンじゃ...)

さて、前置きが長くなってしまいましたが、先日、わずかながら夏休みがとれ、特に予定もなかったので、久しぶりに、やや長距離のドライブに挑戦してみました。その中で、「峠と旅」に紹介されている「尾平越」と「国見峠」を通ってきましたのでご報告までに...

1.「尾平越トンネル」
  走行日:1999/08/16(Mon.)
  天 候:曇り

大分県側から越えました。途中「原尻の滝」とやらを見物、「道の駅」とセットで整備されていて、車もわりと出入りしていました。ただ、「原尻の滝」より先に進む車は自分以外、目にしませんでした。1〜1.5車線のワインディングロードで、ただひたすら登り詰めていくような感じでした。
別段走りにくいという印象は受けませんでした。緒方町側の方が道幅が広いところが多かったように思います。普通車同士の離合ならほぼ大丈夫だと思いました。ただ、高千穂町側は、緒方町側と比べると狭いところが多いので、
下手をすると後退を余儀なくされるかもしれません。(自分も1度だけバックしました)
ホームページの方の「峠道状況」で「〜と思われる」という形で書かれていますが、この路線は全線舗装されています。ですから、普通車(非オフロード車)でも全く問題ありません。ただ、わずかながら(峠を越える?)車の通行が
あるようですので(自分が通ったときは2〜3回ほど車とすれ違った)気を付けた方がいいかもしれません。

ところで、ホームページの写真なのですが3枚あるうちの1番最初の写真(「尾平越 宮崎県高千穂町側トンネル出口」の写真)なのですが、これは、緒方町側の写真ではないかと思います。理由は、
 1.トンネルに向かって右側に駐車スペース(広場)があるのは緒方町側
   高千穂側ならば、駐車スペース(広場)はトンネルに向かって左側
 2.ホームページの写真では、道が写真中央から左側に向かって下っている。
   高千穂町側ならば、下り方が逆になっているはず。
などです。出過ぎたことをしているようで恐縮ですが、気になったので書いておきます。
 

2.「国見峠」
  走行日:1999/08/16(Mon.)
  天 候:曇り〜雨

自分にとって尾平越は、景色を楽しむ余裕がありました。曲がりくねって狭いものの、それなりに整備されているので走りにくさは感じなかったからです。
「県道」であっても「険道」と言い換えるほどでは無かったと思いました。
#こんな道ばかり走ってるから慣れてしまったのだろうか...(^^;)
しかし、国見峠へ至る国道265号旧道は、はっきり言ってちょっと辛かった、2駆・ATの普通車では(^^;)。
国道265号線自体の交通量もメジャーな国道と比べると非常に少ないように感じました。それに走る車はみ〜んな国見トンネルの方を通り抜けちゃうので旧道の方に入り込む車など1台もいません(自分以外)。五ヶ瀬町側から椎葉村の方に向かって走っていくと、例の青地に白のでかい案内標識で、

   +−−−−−−−−−−−−−−+
   |      椎葉        |
   |     SHIIBA       |
   |      ↑          |
   |      265         |
   |      |       |
   |       −−→ 国見峠 |
   |              |
   |                |
   +−−−−−−−−−−−−−−+

と出ていたので、入り口は間違うこと無し。すんなり入れました。
峠の入口には特に「通行止」とか「通行注意」等の規制標識も、看板もなかったので「ただ狭いだけならどうにか越えられるかな」と少し楽観視していました。
 ところが...入ってみたのはいいけれど、1kmと走らないうちに、
「こりゃ、もう廃道寸前やな」と思わせられたのでありました。
#思えば、あのでかい案内標識にだまされたなぁ...(^^;)

 山から崩れてきた瓦礫が舗装路を覆っている場所、枯れ枝が道路の真ん中に横たわっている場所、落石も転がったまま。少しではありますが、道路陥没・路肩崩落箇所もありました。舗装路がひび割れ、その間から草が生え、場所によってはコケも生えていました。また、雑草が鬱蒼と茂り、道路を覆い隠さんとしている場所もありました。
 ダート路とまでは言いませんが、2駆の普通車には少々辛い道中となりました。
下手に走ると、タイヤをパンクさせてしまいかねないし、ボディも痛めかねないから、それはもう、慎重にじっくりと登っていきました。久々に緊張しました。
#免許取り立ての頃に、妙な山道に迷い込んで引き返せなくなった時以来だ...

 さすがに、車から降りて障害物をどける、ということはなかったのは幸いでした。
なんとか、坂を登りきって峠についたときには、ほっとしました。ホームページに掲載されている「秘境椎葉へようこそ!」の看板もちゃんとそこにありました。
 当然人の気配は全くなし。(道路の荒れ具合からして来る人は皆無に近いのだろう)
峠から五ヶ瀬町側の景色をみると、見渡す限りの山々...見下ろすと、今自分が苦労して登ってきた道筋が見渡せました。一方椎葉側は、これまた山々...。
椎葉という場所が、如何に山奥であるかということを思い知らされました。
天気が良好であれば良かったのですが、この日はあいにくの雨天で、雲がかかって見通しはあんまりよくありませんでした。それでも、景色を眺めるにつけ、山深き「秘境」に来た、という気分に浸れました。
 しかし、あんまり人の来そうもないこの峠、さび付いた看板、コケだらけの石碑に並んで真新しい「うどん・そば 年中無休」の広告看板。何もこんなところに広告を出さなくても...(-_-;)
 また、例の「秘境椎葉へようこそ!」の看板の傍らに、これまた真新しい
「ここにゴミ等を捨てないで下さい」という看板が。見たところゴミが散らばっている様子はありませんでしたが、ライダー・ドライバーたちのマナーを考えさせられました。
 さて、ぼーっと景色を眺めて一息ついたのも束の間、今度は椎葉方向へ下らなければなりません。登って来るときの状況を考えると先が思いやられます。案の定、五ヶ瀬側に負けず劣らず道路は荒れ、曲がりくねった下り坂。登りと違って、下手をすると、どんどんスピードが乗ってしまうので、ほとんどLギア(路面が少し良い部分では2速)で、変なものを踏んづけないように慎重に下りました。五ヶ瀬側と違って、椎葉側は、少々下ると、ほどなく1件めの民家が出てきたので、そのときにはホッとしました。
と同時に、「こんなところに人が住んでるよ!」と内心驚きました。
 民家が出てきてからは、少しは路面状況が良くなりましたが、それでも枯れ枝や、小さな岩がしょっちゅう道路に横たわっていたので引き続き、注意しながら低速ギアで走行しました。
 そして、全行程を1時間弱かけてやっと、トンネルにつながる本線と合流出来たときには、「本当に無事で良かった」という安堵感に包まれました。
車を止めて、今やってきた道の出口を見ると、五ヶ瀬側のどでかい案内標識ではなく、道路の傍らに、申し訳程度に「国見峠」と書いた茶色地の看板(標識?)がちょこんと立っていました。道路の状況からして「国見峠への出入口の案内はこの程度でいいよな」と思ってしまいました。特に五ヶ瀬側から国道を走ってきて、あのどでかい案内標識を
見て「ちょっくら寄っていくか」程度の考えであの道に突入すると、きっと
酷い目に合います。(あくまで自分が走ったときの道路状況ですが)
 一通り車を(特に足周りを)チェックして、椎葉の方へ。国道327号線と突き当たる那須橋から見た十根川が、水が碧く、周囲にはガスが立ちこめ、ものすごく幻想的だったことが、「伝説の村」「秘境」という言葉とともに脳裏に焼き付いています。

 総じて言うと、
1.国見峠へ至る道路は、舗装路とはいえ、路面は荒れまくっている。
  特に五ヶ瀬町側は、小規模な土砂崩れ・落石の跡がそのままで、
  瓦礫・枯れ枝であふれかえっている。おまけに道路陥没・路肩決壊
  の箇所もある。もはや廃道寸前。(椎葉側はまだまし)
2.椎葉側は、道沿いに民家が点在している場所は、五ヶ瀬側と比べると
  少しはましかも。でも、集落のない部分は、五ヶ瀬町側と似たような感じ。
  それでも、時々新しめの舗装があるので、最低限の補修はなされている
  模様。しかし、その舗装の上は瓦礫・枯れ枝の山なので最大限の注意を
  払う必要があることに変わりない。
3.そんな状況だから、
   ・4駆のRVのたぐいならまぁ大丈夫
   ・2駆でも1BOX等、車高があればどうにか大丈夫
   ・2駆(4駆)のセダン・ステーションワゴンならどうにか走れる
    でも、シャコ短では困難
   ・スポーツタイプの車など、車高の低い車だと困難
4.五ヶ瀬町側から走ってくるときには、どでかい案内標識にだまされて
  安易に入り込むと、きっと酷い目に遭うと思う。
5.それにしても、道中に1つとして「国道265号」の青いおにぎり型の
  標識を目にしなかった。唯一、五ヶ瀬側から登っていく途中の「白岩山
  林道」との分岐点にあるみすぼらしい看板に「左に行くと265号だよ」
  的な記述がしてあるだけだった。もはやこの道は国道ではないのかもしれ
  ない...「国道」→「酷道」→「廃道」となってしまうのか...
6.特に五ヶ瀬町側は、途中に集落がないから、このままだと本当に「廃道」
  になるかも...
7.いや、すぐ近くに「五ヶ瀬ハイランドスキー場」(夏季閉鎖中)がある
  から、スキーシーズンになれば白岩山林道経由でこの道を走る人もいるの
  かも...とすると、秋〜冬になれば荒れてないかも...わからないけど。
  個人的には、あんな道が真冬に通れるとも思えないけど...
  (通れたとしても通りたくない、個人的には(^^;))

以上、自分が通った様子を書き連ねました。長文の上にまとまりのない文章になってしまったことを、文末ながらお詫び致します。
実は、他にもいろいろな場所を走っていたりするので、機会があれば、またメイルをお送りすることもあるかもしれません。
「峠と旅」ホームページの1ファン(?)として、応援しています。これからもちょくちょく拝見させていただきます。

それでは、これにて失礼します。        

 kamikari@福岡さん有難う御座いました。
 尾平越も国見峠も九州の中では屈指の峠だと思います。
 私もちょうど今年の春に国見峠を越えました。寂しさには一段と磨きがかかりましたね。近々このホームページでもレポートします。
 尾平越の写真はおっしゃる通りで、緒方町から写したものだったようです。この峠もぜひもう一度越えたい峠の一つです。


峠と旅