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峠情報 16
 
(掲載期間 2001年 8月〜9月)
 
目 次
 
○塩之沢峠/群馬県上野村・南牧村、鳥井峠、信州峠、板脇峠 <トンネル工事>
○有間峠(仮称)/埼玉県名栗村・秩父市 <峠からの夜景がいいそうで>
○二之瀬越/岐阜県・三重県      <北勢町側で道路崩壊>
○山伏(大笹)峠/山梨県・静岡県   <普通車でも通行可?>
○二之瀬越/岐阜県・三重県、矢ノ川峠/三重県尾鷲市・熊野市
○三国峠、十石峠/埼玉県、群馬県・長野県 <三国峠近くに謎のトンネルの峠>
○矢ノ川峠/三重県尾鷲市・熊野市  <峠の茶屋の女主人>
○八草峠/岐阜県・滋賀県       <八草トンネル開通>
○矢ノ川峠/三重県尾鷲市・熊野市  <熊野市側はやっぱりダメ>
○矢ノ川峠/三重県尾鷲市・熊野市  <叔母さんがバスに乗ったことがあるそうです>
○矢ノ川峠/三重県尾鷲市・熊野市  <峠の資料情報>
○山伏(大笹)峠/山梨県・静岡県   <台風通過直後でも辛うじて通行可>
○長野県王滝村の峠           <ほとんど全滅>
○山伏(大笹)峠/山梨県・静岡県   <集中豪雨の中、自転車で越えたそうです>
○牛首峠、二ツ屋峠、天生峠、楢(なら)峠、ブナオ峠/岐阜県、富山県
                        <桂湖上流が道で繋がっている>
○乙見山峠/新潟県・長野県      <セダンでも大丈夫>
○堀越峠/京都府・福井県       <昔はボンネットバスが通っていた>
○小代越え/鳥取県若桜町・兵庫県美方町  <峠道は昔のままのようです>
○山伏(大笹)峠、安部峠/山梨県・静岡県  <梅ケ島温泉は移転しました>
○甲子峠/福島県下郷町・西郷村       <峠にゲートなし>
 


 
2001. 9. 9 ○塩之沢峠/群馬県上野村・南牧村、鳥井峠、信州峠、板脇峠 <トンネル工事>

いつもHPを見せていただいている「Lmonchi」です。akkyさんの峠情報に触発されて、峠情報(トンネル情報?)を
報告します。

私が見た、十石峠そばのトンネル工事は、南牧村と上野村を結ぶ『塩之沢峠』です。国民宿舎やまびこ荘の下(南側)で工事がj始まっています。手元の昭文社の関東地図には、計画路線として掲載されています。
『塩之沢峠』(県道45号)は、この地区の幹線道路で交通量も結構あるにもかかわらず、ボロボロのアスファルトが改修されないので、「?」と思っていたら、トンネル工事が始まりました。かなり距離のある付け替え工事となるようです。

また、山梨県須玉町の『鳥井峠』のトンネル工事は完了しました。『鳥井峠』は、掲載されていない地図もありますが、「ツーリングマップル関東甲信越」の41ページに掲載されている峠らしくない峠です。(笑)
信州峠やみずがき山、増富鉱泉へのアプローチの峠で、紅葉がたいへんきれいな峠です。この地域で、今年、植樹祭が行われました。現在、旧道は通行止になっています。なんとか、紅葉の季節までに開通させてほしいのですが。。。

トンネルではありませんが、『信州峠』の長野側では、拡幅工事が進められています。今年中には、頂上付近まで進みそうにありませんが、もし頂上付近も拡幅工事が行われるならば、頂上付近にある桜並木は残してほしいです。
以上、工事情報でした。

最近、苦労した話をひとつ。前出の昭文社の「関東地図」で、塩山市の『坂脇峠』を発見。先日、訪ねてみました。
塩山から、県道207号を順調に登っていき、玉宮の街を過ぎて、1車線の舗装林道になりました。頂上手前では、富士山を望み、満足。国道140号に向かって下り始めます。
始めは、快適な舗装道ですが、じきにコンクリート道になり、道が狭くなり心配していると、民家があり安心。ところが、この後、逆に(笑)、未舗装になり、恐る恐る沢にそって下っていきます。
途中、なんとか車を止めて川の流れの写真を撮っていると、後ろから来たくるまが止まり、「この道、三富に行きますよね?」と話し掛けられる始末。どうやら、コンクリート舗装の手前にあった林道に入り込んで、通り抜けられず戻って、こちらに下って来たとのこと。助手席では、娘さんが心配そうに見てます。(苦笑)
その後も、杉の木が倒れていて電線に引っかかっているし、路肩が沢に落ちていて車の巾しか道がないし、スリル満点の道でした。(苦笑) この道の上に民家があるのが信じられない。(笑)

この後、三富村の交番に倒木の件を通報すると、話しぶりから、この峠道のほとんどは塩山市であり、そのために三富村に近い北側は整備されていないらしいことがわかりました。

以上、峠情報(?)でした。今後も楽しい峠のHPを期待しています。

 Lmonchiさん、ありがとうございました。塩之沢峠は私も何度となく利用した峠です。トンネルが出来ると便利かもしれませんね。

 
2001. 9. 9 ○有間峠(仮称)/埼玉県名栗村・秩父市 <峠からの夜景がいいそうで>

どうも、こんにちは。以前、有間ごえの完全舗装のご報告をしました、山中という者です。
私も旅が大好きで、時には列車で、時には愛車を駆り、あちこちに旅しています。峠と旅のホームページは、たびたび訪れさせていただいております。

表題の通り、有間ごえの近況です。浦山側の集落のバイパスはすでに完成しており、浦山側のキャンプ場から下は、ほぼ快適な道になっています。
また、最近、峠に、巨大な案内板が出現しました。まるで国道にたつような立派な物で、浦山ダムや国道までの距離が記されています。
ただ、8月に訪れた時は、どうやら近くに蜂の巣があるらしく、大量の蜂が飛び回っていてとても車から降りられませんでした。

余談ですが、ここは、空気が澄んでいると、遙か東京副都心のビル街まで見える、函館山と比べて、勝るとも劣らない夜景が拝めるときがあります。
去年の9月にいったときは、息をのむような夜景が現れ、思わず夜明けまで居てしまいました。ただし、このような好条件(雲一つなく、空気が極めて澄んでいる)は冬でも滅多に無く、そうそう拝めないあたりがつらいところですが。

それと一つ、変な峠の話。すでにご存じかもしれませんが。
山梨県甲府の、武田神社の裏手より、国道140方面に抜ける県道があります。
以前、塩山より、甲府方面に向けて走ったのですが、しばらくは広く、カーブの緩い道が続き、これはいい抜け道を見つけた、と思ったのですが、大分上まで上ったところで、突如道は狭くなり、林道クラスに。峠の案内板には、元林道だったようなことがかかれていたような気がします。
甲府側も狭く、暗い森の中を走り、ようやく、武田神社の裏手にでます。しかし、武田神社の真裏に出るとは、少々曰くありげな道です。

それでは、これからも、道中安康でありますよう。

山中 亮一 seidou@t-net.ne.jp
旅と鉄道写真のホームページ
多摩武蔵野鉄道 http://www.din.or.jp/~rgc/

 中山さん、ありがとうございました。有間峠最大の難所がなくなりましたね。少し残念です。それに以前はあんなに厳しい峠道だったと思っていたのが、峠に大きな道路標識まで立って・・・。私もこの前、普通乗用車で行って、それを見てきてしまいましたよ。
 県道の峠は、太良峠(または太良ケ峠)のことですね。10年くらい前に1度越えたことがあります。記憶がはっきりしないのですが、何だか寂しい峠だったような気がします。

 
2001. 9. 9 ○二之瀬越/岐阜県・三重県   <北勢町側で道路崩壊>

初めまして、平澤と申します。
「峠と旅」は数ヶ月前から拝見させてもらっています。

今回、HPで採りあげられていた二之瀬越に是非行ってみたいと言う事で9月8日、愛車のカローラで石榑峠とセットで行くことにしました。
二之瀬越へは南濃町側から入りましたが、県道56号から県道25号に入る入口の案内板で「道路崩壊のため通行止」となっていました。通行止とは言えどこまで入ることが出来るか分からないこともあり、とりあえず行ける所まで行ってみようと。
集落を抜けたあたりで片側車線だけ通行止の標識とともにゲートがあり、そこに張られていた案内から、北勢町側で道路が崩壊して通り抜け不可能との事。峠までは到達できるらしいのでまずは峠まで行くことにしました。
峠に到着すると、丁度県境のところでゲートが置いてありました。ただ、半分開いているため、車が通り抜けられる幅がありました。峠で暫く様子を見ているとバイクが二台、ゲートを越えて行ったので、一応下りてみる事に。
少し下りるとやがて、先の二台のバイクが立て続けに戻ってきたので通過は不可能と判断、まずはその状況だけでも直に知っておきたいので更に先を進めると、峠から約1.5kmのところでゲートが完全に塞いでいました。その先を見ると崩壊現場を直に見ることが出来ます。恐らく先月の台風で崩壊したのではないかと…。で、その現場には既に重機が一台止まっていたことから復旧作業は始まっていると見受けられます。
今回はこのような事で走破することは出来ませんでしたが、復旧作業が終わりまた通ることが出来れば再び訪れてみたいと思ってます。何より峠まで到達できたことと南濃町側の荘厳で素晴らしい景色を見ることが出来ただけでも充分な収穫です。

迂回して入った石榑峠も「大雨通行止」の情報(雨が降っていないのに…)が出ていましたがいざ入ると難なく走破することが出来ました。

長くなりましたのでこの辺で。初めて情報を出すことが出来たことを嬉しく思っています。更新、楽しみにしています。それでは。

 平澤さん、ありがとうございました。北勢町側はそれほど崩れそうな道ではないと思ったのですが、峠道はやっぱり何があるか分かりませんね。

 
2001. 9. 7 ○山伏(大笹)峠/山梨県・静岡県 <普通車でも通行可?>

先日道路状況を連絡していただいた関口です。9/4に静岡県側から山伏峠を越えてまいりました。
結果から言うと、普通の車(ディンゴ)でもほぼ問題なく越えられました。

静岡県側は、林道の入り口が判りにくかったことを除けば問題なく、台風直後にはかなり崩れていたとのご連絡でしたが、きれいに片付けられており、2度ほど大きい石をどけた位でした。

県境周辺はきれいに整備されており、これから10Kのダートが始まるとはまったく思えない様子。しかし、カーブを1ひとつ廻ると舗装工事中の砂利道、工事車両に避けてもらって進みました。その後も数箇所で舗装工事中でした。ひどいダートが続く箇所はなく、数メートル腹を擦るくらいの轍が3ヶ所ありました。

林道区間は、写真を撮ったり、休憩しながらゆっくり進んだのですが、この間に後から追い越す車は無く、対向車も一台のバイクとすれ違っただけでした。

簡単ですが、報告以上にさせていただきます。これからもHPで楽しませてもらいます、よろしく。

 関口さん、ありがとうございました。石をどけたり、車の腹を擦ったりで、問題なく通れたとはあまり言えないんじゃないでしょうか(^.^)

 
2001. 9. 5 ○二之瀬越/岐阜県・三重県、矢ノ川峠/三重県尾鷲市・熊野市

蓑上さん、こんにちは(^o^)/
初めまして。岐阜県在住の日比と申します。

以前から峠と旅のHPは読ませていただいてました。
私の趣味はアマチュア無線とサイクリングなのですが、無線はもっぱら機材を外に持ち出して運用し、サイクリングは山道を好んで走るという、どちらも峠道とは切っても切り離せない関係にあります。
そういうわけで、蓑上さんのHPは大変興味深く拝見させていただきました。

ところで、今月の峠として、二之瀬越と矢の川峠が紹介されていたため思わずメールを差し上げてしまいました。どちらも私にはとても縁深い場所です。

まず二之瀬越ですが、私は南濃町の隣の養老町在住で、峠の入口の県道を10kmほど北上した辺りに住んでいます。以前は無線の運用をしに、庭田山園地の駐車場へ通っていましたが今はもっぱら自転車でトレーニングがてら登っています。
今回紹介されている、北勢町側に入ったところから鋭角に登っていく林道も、何年か前から登っていました。あそこはアップダウンしながら多度町まで道が続いており、MTB好きな方の格好のオフロードコースになっているようです。
二之瀬越のほうは、蓑上さんも遭遇されたようですが派手なチームジャージに身を固めた、地元のロードレーサー乗りの方々のトレーニングコースとなっています。この道は過去に相当派手な崩落があったようで、97年ぐらいから約2年間、南濃町側からは完全な通行止めとなったことがありこの時期、庭田公園には北勢町側からしか行けませんでした。
今でも冬季は完全通行止めで、それ以外の時期でも大雨とかでちょくちょく通行止めになります。地盤が決定的に弱いようですね。
それから、一点訂正をお願いしたいのですが、紹介文中に「名神高速の岐阜鳥羽インター・・」とありますが
これは「岐阜羽島インター」です。鳥羽はお隣三重県の志摩半島にある、有名な観光地ですね。
恐らく字が似てるので間違えられたのかなと思いますが・・(^^;
(間違いは二ヶ所あるようです)

矢の川峠は、過去3度ほど行きました。
もともとこの地域はまったく縁がなかったのですが、ヨメさんの実家がすぐ近くの奈良県下北山村だったもんですから帰省のたびにこの付近を通ることになり、屋外での無線好きな私は自然と足が向きました。
HPに紹介されていた文章を読むと、私とまったく同じ印象を持たれたようで、非常に懐かしく思いました。
ところで、峠の広場に立っている「尾鷲市」の標識を見られましたか?銃の弾痕がいくつか開いてます。このあたりは野生動物の宝庫で、それを狙うハンターが徘徊しています。恐らくその方たちが冗談半分で撃ったのか、それとも流れ弾が当たったのか、そのどちらかだと思いますが、中々迫力があります。
また、地元松阪市在住の無線仲間が聞いた噂によると、組関係の方々が人気のないあの場所で銃の試射をしていて、的代わりにしているとのことですが・・あくまでも噂です(^^;
また、林道としては物足らないかもしれませんが、矢の川峠と同じ熊野市にある「長尾山」は頂上からの景色が素晴らしいのでまた矢の川峠詣出でもされました際には寄ってみてください。
(県別マップルに掲載されています)

私は下記のURLで無線に関するHPを開設しています。かなりマニアックな内容なので、興味のない方しかつまらないかもしれませんが、過去に行って無線の運用を行った峠などの紹介を載せていますので、よろしかったら遊びにきてください。トップページから「移動運用って面白い」-> 「移動地紹介」とたどっていただくと、運用地の紹介に行きます。上記で説明しています、尾鷲市の標識や、長尾山の頂上からの景色も掲載しています。

 http://www.mirai.ne.jp/~hibipy/index.html

長くなってしまい、申し訳ありません。
これからもちょくちょく寄らせていただいて、楽しませていただきます。

 日比さん、ありがとうございました。やっぱり二之瀬越は自転車のトレーニングコースだったんですね。

 
2001. 9. 4 ○三国峠、十石峠/埼玉県、群馬県・長野県  <三国峠近くに謎のトンネルの峠>

はじめまして。私、akkyと申します。
中津川林道をキーワードにサーチエンジンで引いていたところミノウエさまのホームページにたどり着き、訪問された多くの峠をみて感動いたしました。

私も、実は小さいころから父親の車で多くの峠を助手席でこえました。(父親も、峠好きです)免許を取ってからは愛車マークUでいろいろ3桁国道を走破しております。(近いうちにホームページを作成しようと思っております)しかし、なかなか3ナンバーではきつい「酷道」も多いのが現実です。

上記の中津川林道ですが、子供のころ、静岡から埼玉に引っ越してきたときに購入した地図に埼玉の端っこに未舗装の有料道路があったのが記憶に残っています。それが中津川林道であったと思います。なぜ有料なのか、いつの間に無料になったのか、はたまた私の記憶違いかいまだに分かりませんが、一度走破してみたい道であります。

今回、私、気になる情報がありますのでご報告させていただきます。

実際に車で行ったわけではなく未確認なのですが、まず、「地図を見るのが10倍楽しくなる本」というものが出版されており購入して読んだのですが、その中に国道299号十国峠(十石峠ですね)付近がトンネル化に向けて国が調査しているとの記述があります。本当かどうか分かりませんが、現在の迂回路が実はトンネル掘削工事のためであれば残念なことです。

また、最近発売された地図かと思いますが、縮尺が1/8万の地図で発見したことがあります。中津川林道付近を見ていたところなんと、中津川林道北側に長野から群馬に抜けるトンネルの記述があるのです。一般車通行止めとなっておりますが、トンネルを抜けると御巣鷹山の近くをとおり、最終的には建設中のダムを抜け、ぶどう峠に至る道県道124号に出るようです。地図上にははっきりと一般車通行止めと記述されているので確かめるすべはありませんが、気になるところです。やはり御巣鷹山に通ずる道を整備した都合なのでしょうか?

今度は、実際に走った報告をあげられるようにがんばりますのでよろしくお願いいたします。
会社員ということで、仕事との両立が大変かと思いますが、これからも日本中の峠をご紹介ください。
それでは。

 akkyさん、ありがとうございました。
 三国峠の中津川林道は、昭和41年の開通当時から暫くの間、21kmの有料林道だったそうです。あんな道でお金を取ったんですね。それに、交通量が少なかったでしょうから、料金所の係りの人は、随分暇だったことでしょうに。
 お話からすると、長野県の南相木村と群馬県の上野村の間に、トンネルの峠があるそうですね。以前、南相木村のその付近の林道をさ迷ったことがあるのですが、砕石場などで行止りになるばかりでした。今度、じっくり調べてみましょう。

 
2001. 9. 3 ○矢ノ川峠/三重県尾鷲市・熊野市  <峠の茶屋の女主人>

はじめまして。小川と申します。
峠のHPはちょくちょく見させていただいています。
かつて私も中部地区中心ですが、よく廃道や旧道を散策したものです。

矢の川峠ですが、私も一度行ってみたかった峠でした。
ここを知ったのは、「中部関西山岳林道コース100」という本の中の記述です。著者はスターレットで取材をしていますが、当時でさえ「矢の川峠から熊野市への下り坂で土砂崩れに行く手を阻まれた。」とあります。
また、八十谷林道については、「八十谷林道はもはや廃道になった。大きな石が転がり、道は草ぼうぼう。石をさけ、草をなぎ倒して進めるだけ進んだが、ついに前の土も見えなくなって諦めた。ここはいつかジムニーサイズの4WDで挑戦してみたい。石をどかす作業だけでも大変だろうと思う。」と記述されています。

矢の川峠へは行く機会もなく、そのまま忘れていましたが、テレビ番組「Let'sドン・キホーテ」(名古屋テレビ)で峠から熊野側までトレッキングで下る様子が平成6年12月28日に放送されました。わたしはこの番組が好きで、10年以上もビデオに録画続けています。勿論この回「秘境 熊野アウトドア紀行」も保存してあります。矢の川峠までは車で上り、茶店跡でキャンプ。次の日にトレッキングで峠を下りますが、見事に橋が崩落していたため、橋の架かっていたふもとまで降りていき、トレッキングでも困難な箇所を半ば強引に進んでいきました。

後に、この番組の本が出版され、第3冊目にこの「秘境 熊野アウトドア紀行」が掲載されました。その中にこのような記述がありました。
「後から聞いた話だが、この峠の茶店の女主人は、国道が廃止されてからもしばらく、ここで暮らしていたが、目標を失った淋しさからか、この峠で自ら命を絶ったという。昨晩、我々は、そんな悲しい叫び声を聞いていたのかもしれない。」

「Let'sドン・キホーテ」のHPは  http://www.nbn.co.jp/donki/  です。

資料は以下の通りです。
・「中部関西山岳林道コース100」(安細錬太郎 著、山海堂、昭和60年3月1日 第1版発行)
・「Let'sドン・キホーテ3」(名古屋テレビ ドン・キホーテ隊とその仲間たち 編集、七賢出版、1995年4月20日 第1版発行)
・「Let'sドン・キホーテ「秘境 熊野アウトドア紀行」」1994年12月28日OA(この番組は30分番組ですが、この回だけはスペシャルで1時間でした)

HPの更新楽しみにしてます。またよろしくお願いします。

 小川さん、興味深い情報、ありがとうございました。
 峠の石碑に刻まれていた「稲田のぶへ」さんとは誰のことか、どうやら分かりましたね。尚、「Let'sドン・キホーテ」のHPは http://www.nagoyatv.com/donki/ に変わったようです。なかなか面白そうな番組ですね。

 
2001. 9. 2 ○八草峠/岐阜県・滋賀県  <八草トンネル開通>

いつも楽しく拝見させていただいております。
さて、岐阜−滋賀県境の「八草峠」ですが、96年秋〜八草トンネルの工事が行われこの程開通しました。
私は渓流釣りが好きで何度もこの峠を滋賀県側から越えたのですが、工事期間の4年以上、ほとんど滋賀県側は通れませんでした。しかし日の裏林道を使うことによって峠までは難なく行くことができました。
八草トンネルの開通によってこのあたりは一気に様相がかわろうとしています。道の駅はでき、道路沿いの渓流にもベーべキューで盛り上がる人々がみられます。現在、トンネル自体は開通したのですが、それにアクセスする道路の拡張、快適化の工事が継続中です。やがてはルート的にも一級の観光道路となっていくのでしょう。その反面、八草峠はいわゆる旧道となり、ひっそりと静まり返ってますます蓑上さんライクな道となることを期待します。でももともと人気の少ないない奥の深い地域ですから観光化によって逆に峠を越える人も増えるかもしれませんね。
 川上集落は陸の孤島とも言える山奥でしたが、八草トンネル+快適道路によって滋賀県側の町にでることが容易になります。地元の人にとってはいいことですが、八草トンネルはかなり大規模な工事だったようです。投資効率がどのくらいあるのかは疑問です。ま、公共工事特有の問題ですね。
写真にもありますが、金居原の土倉鉱山跡の異様さはなかなかいい雰囲気です。行ってみる価値はありますね。
今度敦賀方面へ行かれる場合は通り抜けてみてはいかがでしょうか。(もちろん別の場所への過程として)
 それでは

 鈴木さん、ありがとうございました。
 トンネル開通で峠も変わっていきますね。でも、トンネルができたお陰で、冬期通行止にならないのはいいですね。以前は5月初旬くらいに行っても、通行止だったことがあります。あそこが通れないと、ぐるっと伊吹山の南を迂回しなければならなくて、それはそれは大変でした。

 
2001. 8.28 ○矢ノ川峠/三重県尾鷲市・熊野市  <熊野市側はやっぱりダメ>

Romance on Arena の清水です.お久しぶりです.
なんと,今年の5月4日に矢ノ川峠に行かれていたんですね.実は,同じ5月4日に僕も友人と一緒に矢ノ川峠へ行ったのです.矢ノ川峠をメインディッシュにしようと出かけたときだったので,国道42号から峠への分岐点には朝の8:30頃に着いて,峠へと向かいました.
さすがにあの道はキャロルではきつかったですが (笑).それにしても,全く同じ日に峠に立っていたとは... 感動ものです.

僕の方は,峠から熊野方面へと少し歩いたのですが,すぐに大きな岩がゴロゴロとしていて通行不可能な状態になっていました.そのときの様子は
http://www.r-arena.net/drive/tokai/yanokawa/index.xml
でみることができます.

旧道の熊野市側のレポート,興味深く拝見させていただきました.少しは地元の人に使われているみたいですね.何か,少し安心しました.
それでは,これで失礼します.

# もしかすると今までに,どこかで会っているのかも知れませんね (笑).
 また,これからどこかで会うことがあるかも?

┌─────────
 清水 哲郎  Tetsuo Shimizu
 t-shimizu@r-arena.net
 http://www.r-arena.net/
    ─────────┘

 相互リンクしている清水さんからでした。ニヤミスしていたらしいですね。
 上記の清水さんのページでも、詳しく矢ノ川峠が紹介されてます。

 
2001. 8.27 ○矢ノ川峠/三重県尾鷲市・熊野市  <叔母さんがバスに乗ったことがあるそうです>

以前「青崩峠」の感想をメールいたしました松林と申します。その際はご返事まで頂きありがとうございました。 ほとんど毎日のようにアクセスさせて頂き、楽しく拝見しています。

さて、今回の矢ノ川峠ですが、私の生まれた三重県度会郡大宮町(R42そばに滝原宮という伊勢神宮の親戚みたいな神社がありますが そのそばです)から近く、私も(もちろんR42ですが)何回か超えたことがあります。やはりみな「やのこ」と言っています。

いまではHPにあるようになんでもない国道ですが、私の叔母によると峠超えは、HPの文中のとおりにバスに乗っての難行苦行だったそうです。叔母はよくバスに酔っては、峠に臨時停車させ、降りてカエルのような声を出していたそうです。

旧道が通行可能かどうか大変気になります。私も知り合いの尾鷲出身の人に聞いてみようと思いますが、ぜひどなたかの報告で事実がわかるとうれしいです。

ご参考までに、大宮町から南島町に抜ける道(県道46号だったかもしれません)の藤坂峠という峠からの海の眺めが良かったように思います。(20年くらい前の記憶ですが) 舗装済みで30分も走れば抜けてしまう小峠ですが、それはそれで味があると思います。三重県は似たような小さい峠がR42から出入りする峠が結構あったように思います。
 長文失礼しました。またアップデートを楽しみにしています。以上。

 松林さん、ありがとうございました。やはりなかなかの難所だったようですね。

 
2001. 8.26 ○矢ノ川峠/三重県尾鷲市・熊野市  <峠の資料情報>

いきなりのメールで失礼します。矢ノ川峠で検索しましたら貴サイトにたどり着きました。
申し遅れました。石川県加賀市在住のtomrailと申します。もともと鉄道を使った鈍行の旅が好きだったのですが、最近は鉄道写真を撮っている者です。
実は、昨日紀勢本線を撮りに行った際、国道42号線を尾鷲より南下中、気になる分岐があったのでちょっと足を踏み入れたら、一般車のわたしには恐れ多い道だったので、すぐに引き返しましたがその後も気になり、検索エンジンで貴サイトに到着した次第です。
鉄っちゃんの私ですが、酷道や旧道峠道にも興味があり、真新しいトンネルを見る度にその前後のわき道を捜し、旧道を探訪したりしていました。
それにしても、中身の濃いHPですね。楽しく拝見させていただきました。更なる充実期待しています。

それで本題についてですが、先ほども述べましたとおり鉄道マニアの私が所有しています「鉄路の昭和史 第5巻 開通・廃線そして駅」(発売元:日本映画新社)5000円に紀勢本線の開通当時のニュース映画が収録されており、その中で紀勢本線全通と同時に廃止される国鉄バスの走行する映像や、矢ノ川峠の茶屋の風景、そして茶屋のおばさんなどが映し出されていました。
また、JTBから出版されている「地形図でたどる鉄道史(西日本編)」には矢ノ川峠の日本初の旅客営業用索道(ロープウェイ)などのエピソードなどが載っておりこちらも大変興味深いです。

前者の入手は通販のみの受付で買わないとムリですが、後者はJTBキャンブックスシリーズ(鉄道廃線跡シリーズのあのシリーズです。ご存知ですね)から出版されていますので大きめの書店だったら見ることが出来ると思います。
余計なおせっかいだったかもしれませんんが、長々と失礼しました。
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Tomonori Otsuru
http://hp1.cyberstation.ne.jp/tomo-train/
tomrail@siren.ocn.ne.jp
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 tomrailさん、ありがとうございました。峠の茶屋の写真など、是非見てみたいものですね。

 
2001. 8.26 ○山伏(大笹)峠/山梨県・静岡県 <台風通過直後でも辛うじて通行可>

蓑上さん、こんにちは。
前回五月四日にレポートをお送りしましたearlglaysilverこと、石井です。
五月では雪のため、通行できず(というより通行止めの期間中だったため)どうにも収まりがつかない気分でした。今回リベンジということで、台風11号の通過直後の八月二十三日、深夜に出発しました。
天候的にはまったく心配が要らなかったのですが、雨による土砂崩れはある程度覚悟しての出発でした。
今回も同じように山梨側から、雨畑川を遡上し、峠へ向かいました。山梨側の舗装工事は遅々として進まず、そのために未舗装路の上を流れる水が路面を削り、深い部分では30センチ以上も削られていました。四駆の車でも、マフラーを擦ってしまうほどの深さです。幸い山梨県側は、大規模な崩落はなく、土砂は除かれていました。
峠には何台かの車が止められていて、静岡ナンバーの車も入っていたので、静岡県側からは上れるのだな、と思いました。

峠を越えて、静岡県側に入ると路面は舗装されていますが、こちらは大規模に崩れていました。
とくに小河内川の支流に掛かる橋の峠側が大きく崩れており、これを迂回するには崖寄りに車を寄せなければならず、怖い思いをしました。
アスファルトの表面の細かい砂利には注意が必要でした。私の車はABS装着車なのですが、ヒューズを抜いておきたかったほどです。
その他の個所は特に問題はなかったです。

では、またメールを送らせていただきます。
HPの方も、頑張ってください。楽しみにしています。

 石井さん、ありがとうございました。台風の後で、よく通れましたね、あの峠が。

 
2001. 8.22 ○長野県王滝村の峠 <ほとんど全滅>

初はじめまして。HPを楽しく拝見させていただきました。
当方は34歳の新潟のオフローダーで、ソロツーリングをしています。
去年と今年の盆に行った王滝村の「林道」で検索をしてたどりついた者です。

王滝村は、4〜5年前からバイク雑誌で林道が紹介されていまして去年やっと行くことができた林道です。
でも、行って見れば林道はすべてゲートで封鎖され王滝村にはバイクなど走っていませんでした。
日も暮れてきたので、とりあえず滝越にある「森キチオートキャンプ場」に泊まることにしました。
そこの管理人は東京からのフリーター(30歳)がやっていて、彼もライダー。
おかげで、空いていたことも有り1区画内に¥1、000-で泊めてもらえました。
その管理人から聞いたのですが、バイク雑誌で紹介された当時は結構オフローダーが来たそうですが、営林署の人達との折り合いが悪く、峠はもちろんのこと滝越周辺林道すべてゲートで封鎖したそうです。
まあ、荷物満載でトコトコ峠越えする4サイクルの自分と違って、バリバリかっ飛ばす2サイクルがスピードも考えず対面から突っ込んできたら、営林署の人もビックリするのは無理もないと思うけど..........
おかげで、バイクが来ても御嶽山の国民保養所のある王滝村中心部まで。
因みに「森キチオートキャンプ場」は王滝村からさらに13km奥に入った滝越から白巣峠に向かってちょっと入ったところです。
次の日、とりあえず白巣峠は上まで行けるので標柱の所までいって峠のゲートを恨めしく拝んできました。

今年の盆休みは岐阜の林道をウロウロしていたので、新潟へ帰る前日にまた王滝村に周って泊まることにしました。
さすがに管理人は地元のおじちゃんおばちゃん夫婦に代わっていて、料金を聞いたらバイク&フリーサイトの料金設定は無く、「1区画¥4、000-」と言われてしまい、あせりました。
でも、去年、1区画¥1、000-で泊まれたことを話すと心良く¥1、000-にしてもらえました。
しかも、また区画内に泊めてもらえラッキー!
ほんと、王滝村の人たちは良い人だー
次の日、朝7時の出発にもかかわらず、管理棟へお礼の挨拶にいったら快く見送りに出てくれました。ほんと良い人達だー
帰りに「今度は車できます!」と言ったもののまたバイクで行きそうです。
今回は時間がなくてそのまま帰路についたけど村道から見える真弓峠の林道入り口はしっかりゲートで閉鎖されていました。

手前みそでだらだら書いてすいませんでした。でも、蓑上さんの「峠情報」はそこいらの雑誌の比ではないので感動してます。しかも、サラリーマンでここまで!
バイク雑誌で「賀曽利」と言う人が結構有名ですが彼はそれを商売にしているので、それに比べれば趣味でここまでやる人がいるのだなと。
それでは長くなってすいませんでした。体には気をつけて。それと、異性からのメールでなくてすいませんでした。
 
 新潟のへたれライダーさん、ありがとうございました。
 実は私も今年の4月に王滝村を訪れ、イヤと言うほど閉じられたゲートを見てきました。こうなった経緯が、だいたい飲み込めました。まあ、30歳過ぎのライダーなら(私はもう40歳代ですが)、それなりに分別も出てきますが、二十歳前後では無理でしょうかね〜。

  
2001. 8.21 ○山伏(大笹)峠/山梨県・静岡県 <集中豪雨の中、自転車で越えたそうです>

初めまして。三上といいます。大学2年です。
今年の夏に大学の仲間3人で南アルプス一帯を自転車で走ってきました。そのとき一番きつかったのが、井川雨畑林道の「山伏峠」です。
静岡県側からこいでいったのですがあれほどきつい峠は初めてかもしれません。峠のきつさというのは相対的には評価しにくいですが、あのきつさは私の心にずっと残ると思います。
永遠に続くかのような長いダラダラ坂を時速7キロほどのペースでペダルを踏み込んでいきました。途中で気力も失せかけるなど何回か休みながら走りました。途中から集中豪雨に見舞われて、道路が濁流となり、きつい以前に生命の危機さえ感じました。

そろそろ限界だと感じたとき、私たち3人は峠近くの工事現場の人に助けてもらい、工事現場の休憩所に一泊させてもらいました。この恩は一生忘れません。
翌朝6時ごろに出発。行きかけにトウモロコシを頂きました。山伏峠が「やんぶしとうげ」と呼ぶことはこのHPで
初めて知りました。どうもありがとうございます。
峠はサイクリストにとってもなくてはならないところ。なぜなら苦しいのぼりの後には爽快な下りが待ってるから。
でも井川雨畑林道の長距離ダートダウンヒルはすごかった。

これからも峠ホームページを続けていってください。

 三上さん、ありがとうございました。車だと、峠のキツさはあまり肌で感じませんが、自転車なら十二分に実感することでしょう。

  
2001. 8.19 ○牛首峠、二ツ屋峠、天生峠、楢(なら)峠、ブナオ峠/岐阜県、富山県 <桂湖上流が道で繋がっている>

HP楽しく拝見させていただいているうちに夜が明けてしまいました。
私も蓑上さんと興味の対象が同じで、峠に興味があります。
といっても、主として富山県、岐阜県、石川県の峠だけですが。

他に廃村集落にも興味があります。

実家が富山県福光町という所で、今年の8月12日〜15日帰省していました。
その時、念願だった水無白川線林道を水無側から牛首峠を経て白川へ抜けることが出来ました。(14日)
また、上平村からブナオ峠を経て福光町へ抜けることも出来ました。
(両方の道路とも、通行止の看板がありましたが)(車は、父の4WDカリーナ)

水無から河合村へ抜けようと思いその方向へも向かいましたが(二ツ屋峠方向ですね)、水無ダムの少し先の水無神社を少し過ぎたあたりで、バリケードとブルドーザーで完全に道路が封鎖され無理でした。

天生峠も行きました。(13日)
そして天生から富山県八尾町へ抜けようとも思いましたが(楢峠方向ですね)、そこも天生集落付近の八尾方面の入り口が工事のため封鎖され断念しました。

近年、どこへ行っても通行止の看板があり、山へ入って行くのは、非常に心細いものがあります。
なんとかならないものでしょうかね。

かつてオフロードバイクに乗っていたので、バイクでないとダメなのかな?
と思っています。

とりあえずの私の次回の課題は、
上平村の桂(越中かつら)湖(湖底にはかつて桂という集落があった)から、加須良(飛騨かつら)(かつて集落があった。越中桂との境に小さな峠があり、双子集落だった)を抜け156号線へ抜けることです。(地図上は道路あり)
今回も旧加須良集落跡まで車で入りましたが、それより先は断念しました。
旧加須良集落には誰かが(ヒッピーかもしれない)畑を作り、小屋もありました。
境川ダム(湖は桂湖)方面へ行くと桂湖末端近くに橋があり、その橋を渡ると通行止めの看板がありますが、道路はまだ先まで伸びており加須良までは難なく行けますので、機会があったら是非行ってみてください。
その先はわかりません。

長くなりました。楽しいHPありがとうございました。また、見させていただきます。

 松浦さん、ありがとうございました。
 福光町といえば、なんてったってブナオ峠ですよね。ところが今年の7月下旬に行ったら、福光町側を通してもらえませんでした。何でもトンネル工事だとか。どういうことでしょう。残念。
 上平側からブナオ峠へ向かう途中から、桂湖が望めます。機会がありましたら、お勧めの桂と加須良を結ぶ道を探索してみます。

 
2001. 8.18 ○乙見山峠/新潟県・長野県  <セダンでも大丈夫>

はじめまして、富山のきょうこりん28才男です。いつもHP楽しく見ています。峠が好きで天生峠、栃ノ木峠、油坂峠、温見峠、冠山峠、大内峠、野麦峠、安房峠に行ったことがあります。

8月16日に長野県小谷村と新潟県妙高高原町をむすぶ乙見山峠に行ってきました。長野側から行ったのですが10数キロの未舗装区間がありますが普通のセダンでも大丈夫でした。それと小谷温泉の露天風呂が道沿いにあります。入浴料は寸志で少し熱めですが泉質はいいです。
いままでの峠で1番はやはり温見峠ですね。予備知識もなく気楽に行っただけに別世界に驚きました。
峠のイベントがあれば参加してみたいです。
__________________________________________________
Do You Yahoo!?
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http://bb.yahoo.co.jp/めす。

 きょうこりんさん、ありがとうございました。
 偶然ですが、私もついこの間の7月下旬、乙見山峠を越えてきました。(今回が2回目)
 距離があり、なかなか面白い峠道ですよね。長野県側では、姫川温泉へ抜ける姫川小谷林道(横川鎌池林道?)の湯峠も越えられました。

   
2001. 8. 3 ○堀越峠/京都府・福井県 <昔はボンネットバスが通っていた>

蓑上さん、こんにちは。山口県在住の高木ともうします。
久しぶりのメールです。以前、佐々里峠(京都)の峠小舎のことでメールを差し上げたことがございます。

7月30日、京都府から福井県方面に仕事で行く機会があり、帰路、小浜付近から京都に抜けるために国道162号の堀越トンネルを抜けて京都府に入ったのですが、昔越えた堀越峠のことをフト思い出して、京都側から旧道堀越峠まで登ってきました。

峠のうえにあるマイクロウェーブ中継所などの作業車が現在でも京都側から入っているようで、京都側は雨後の流れよって生じた溝が多少あるものの、路面状態もよく、日没間近でしたが問題なく走行できました。クルマは一応4駆です。

さて、今回メールを差し上げたのは、昔日、峠を越えていた国鉄バスのことをお伝えしたく候。

わたしが初めて堀越峠を越えたのは、1968年(昭和43年)の夏のこと。当時、中学生でしたが、住んでいた大阪から自転車で小浜まで行きました。その頃、峠の旧道は悪路でしたが現役でした。

長い坂を上り、最後の緩やかな右カーブを曲がって、ようやく峠にたどりついたとき、左側に国鉄バスの停留所であることを示すバス停の標識が立っていたのを今も鮮明に覚えています。

峠の道中や福井側の道幅のことまではよく覚えていませんが、間違いなく、あの峠をバスが通っていたのでは事実です。
興味深いのことには、京都駅前からでた堀越峠行きのバスが、峠の頂上で小浜からきたバスと同一時刻に待ち合わせ、相互に連絡していたことです。

峠の頂上の京都側には小さな広場があります。私は実際に見たわけではありませんが、きっとあそこに2台のボンネットバスが並んで、つかのまの休息をしていた光景が目に浮かぶようです。

その後も堀越峠は、1972年に京都側からクルマで、1985年頃福井側からバイクで2度越えました。85年の時は、新道のトンネルが開通しており、72年のときもバスが峠道を走っているのを目撃したわけではありませんが・・・

そこで、きちんとした資料をお示しして、バスが旧峠道を走っていた事実をお伝えしておきます。
下記は、旧国鉄バスの営業路線の変遷をしめしたWEBサイトです。

 http://www.inv.co.jp/~fumo/jrb0000.html

このサイトのうち、メニューにある次の年代の路線一覧を是非ご覧ください。それぞれ、路線は北から順に並んでいますので、「堀越峠」で検索されるか、ページの中程を捜してみてください。
 

7 国鉄自動車路線図 (あいうえお順) [1957(昭和32)年9月11日現在] 2001/03/04 

10 国鉄自動車路線名称 [1971(昭和46)年3月7日現在] 2001/03/04

ちなみに、上記7(昭和32年)の京鶴線の概要と路線図を下に引用しておきます。

129.0は、たぶん営業キロ数の距離だと思います。
堀越峠以北は、ページ内の名田庄線の項目をご覧になってください。

【以下 引用】
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 >>040:京鶴線(けいかくせん) 129.0
 >>営業所:京都 支所:周山
 >>営業範囲:旅客・手小荷物・貨物(全線)
 >>運行:
 >>路線:
 >>京鶴線
 >>  京鶴本線
 >>    京都−堀越峠 76.0 S26.11.6
 >>    (うち京都−鶴ヶ岡 S12.3.25)
 >>    京都−烏丸通−千本丸太町 5.0 S30.3.21
 >>    山城中川−杉坂 5.0 S32.3.28
 >>    小野郷−山城大森 6.0 S28.1.20
 >>    出口橋−矢代 5.0 S28.9.1
 >>    上平屋−宮脇−静原 8.0 S28.9.1
 >>    田土−丹波福居 4.0 S28.5.1
 >>  山国線
 >>    周山−灰屋 18.0 S31.7.1
 >>    (うち周山−井戸 S13.7.1)
 >>    (うち井戸−上黒田 S21.1.21)
 >>    山国−清田 3.0 S28.9.1
 >>    井戸−小塩 4.0 S28.9.1
 >>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 >>     千              矢
 >>     本    山 山       代   宮   丹波福居
 >>     丸    城 城 小     ○   脇     ○
 >> 京 二 太 北  高 中 野   周 | 清 ○−+   |
 >> 都 条 町 野  雄 川 郷   山 | 田 | |   |   名
 >> ◎−◎−○−○−−○−○−○−−−○−○−○−○−○−○−○−○→田
 >>    /       | |   | A | 上 静 鶴 田 堀 庄
 >>   ○        | | 山国○−−−+ 平 原 ヶ 土 越 線
 >>   烏        ○ ○   |  小塩 屋   岡   峠
 >>   丸        杉 山 井戸○−−○
 >>   通        坂 城   |
 >>              大   ○上黒田  A:出口橋
 >>              森   |
 >>                  ○灰屋
 >>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 >>※「鉄道辞典」では京鶴本線の上平屋を「下平屋口」と記載。
 >> (下平屋口はS29.6.2に上平屋と改称)
 >>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【以上 引用】

私の知っている範囲で申しますと、他の旧峠でもそうですが、現在、とても狭くて普通車がやっと通れるような箇所でも、昔日には小型のボンネットバスがちゃんと走っていた所があります。

まさに道は生きており、峠道も現役のときと、新道やトンネルが開通した現在とでは、峠道の趣はもちろんのこと、法面や道の両側の樹木などの手入れがなされなくなるなどして、道幅なども変わっているのだと思います。

長くなりました点、お許しください。今後も気を付けて峠をお楽しみ下さい。

2001/08/03 汕環境計画室 高木 伸治
 Eメール:sentaka@d1.dion.ne.jp
 URL:http://www.d1.dion.ne.jp/~sentaka/ 

 高木さん、ありがとうございました。三重県の矢ノ川峠についても路線バスが話題になりました。あの堀越峠に2台のボンネットバスが並んで駐車している光景を想像すると、本当に楽しいですね。

 
2001. 7.20 ○小代越え/鳥取県若桜町・兵庫県美方町 <峠道は昔のままのようです>

初めまして、大阪のよっしーと申します。先日、小代越えにいってきました。
いつも冬になると若桜氷ノ山スキー場までは行くのですが、標識の通行困難が気になってしかたがなかったので、梅雨も明けたので行ってきました。

車はカルディナ2WD、ちょっとしんどいかなと思いましたが、鳥取県側から入りましたので、未舗装区間はくだりなので特に問題はなかったですが、石がゴロゴロしてるのとわだちが深く車の底が当たるのを我慢すればわずか20分程度でしょうか(ちょっと曖昧)ゆっくりゆっくり走って行けました。
ただ途中にショベルが入ってましたので作業の邪魔になったかもしれません。
途中、対向車(カローラワゴン)もきました。上りは大変だろうなあと思いながら、未舗装区間はおわりました。本当はクロカン4駆で走れば面白いのかもしれませんが、乗用車でも何とかなる道で良かったです。

 よっしーさん、ありがとうございました。小代越えはちょっとした峠道ですが、お話からすると以前とほとんど変わりがなく、未舗装区間は健在のようですね。安心しました。

  
2001. 7.17 ○山伏(大笹)峠、安部峠/山梨県・静岡県 <梅ケ島温泉は移転しました>

はじめまして。「峠と旅」のページ、大変重宝させていただいております。
私は、山梨県の早川町在住で、現在、早川町周辺の峠を取材中です。
地元とはいえ、普段、峠の道を利用する人は少ないので、情報源として「峠と旅」のページを活用させていただいております。
お礼のつもりで(なるかわかりませんが)、峠の近況をメールさせていただきました。

さて、先日12日に安倍峠経由で梅ケ島温泉に、昨日16日は、山伏峠までいきました。
どちらもゲートは開いており、通行可でした。ただ、雨畑から山伏へ向かう林道では、平日ということもあり、数ヶ所で工事をしており、いちいち重機にどいてもらって通りました。静岡側へは抜けなかったので、そちら側の状況はわかりません。

それから、もうご存知かもしれませんが、梅ケ島温泉の市営浴場は、なくなっていました。梅ケ島温泉からちょっと下ったところに、新しく市営の温泉を掘ったので、移転、という形でつぶれたそうです。もと温泉があったところは、公園として整備されていました。また、川の対岸の旅館が、お風呂の名前を引き継いで、泊まり客以外も温泉に入れるように営業していました。

これからも、楽しみに見させていただきます。失礼いたします。

-- 
日本上流文化圏研究所 研究員
柴田彩子 Shibata Ayako。

 柴田さん、ありがとうございました。梅ケ島温泉が移転していたとは、知りませんでした。確かにちょっと老朽化していたようだし、露天風呂も形ばかりで狭かったですから。

  
2001. 6.24 ○甲子峠/福島県下郷町・西郷村 <峠にゲートなし>

こんにちは、私は以前大峠への思いについてメールしたものです。本日はドライブがてら甲子峠に行ってきました。現在会津若松に住んでいるもでですから、下郷から入りました。南倉沢あたりまでは道路の拡張整備が進んでいました。集落の先の申し訳程度のゲートを過ぎると甲子トンネルへ続く新道路の建設が行われていました。峠5.6キロ手前から未舗装となるのですが、甲子林道起点から先はきれいな舗装となっていました。峠直前は砂利道ですが、こちらも拡張工事が行われており、私の3000ccの普通乗用車でも悠々と峠にたどり着くことができました。峠では西郷方面へは通行止めの看板はありましたが、ゲートらしきものはなく通り抜け可能でしたが時間もなく今日は引き返すことにしました。峠には爽やかな風が吹いており、一服した後に博士峠を経由して帰路へとつきました。往復とも何台かの車とすれ違いました。人気あるみたいですね。また今度いってみようと思います。さようなら。

 片山さん、ありがとうございました。下郷の方は新道開通に向けて工事が進んでいるようですね。それにしても峠にゲートがなくなったのは羨ましい。以前はゲートで峠を越えられませんでしたから。

 
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