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序 |
<峠の数(余談)> |
<所在> |
(上の地図はマウスによる拡大・縮小、移動ができるようです) |
<立地> |
<水系> |
<峠名> |
森より峠へ |
<櫛田川沿い(余談)> |
<香肌> |
国道166号を高見峠方面へ向かう (撮影 2018. 5.25) 県道569号分岐の看板が出て来た |
<県道569号分岐> |
県道569号分岐の看板 (撮影 2018. 5.25) |
蓮ダムなどの案内看板 (撮影 2018. 5.25) 直進は国道166号を「高見峠 10km」 |
<看板> |
看板が並ぶ (撮影 2018. 5.25) |
県道569号へ |
<蓮峡線> |
櫛田川を渡る (撮影 2018. 5.25) |
<櫛田川を渡る> |
蓮川左岸沿いの快適な道 (撮影 2018. 5.25) 沿道に人家は少ない |
スメールの看板 (撮影 2018. 5.25) |
<蓮川左岸沿い> |
蓮川対岸を望む (撮影 2018. 5.25) 高い堰堤が築かれている その向こうは水田になっているようだ |
集落側には東漸寺の建物 (撮影 2018. 5.25) |
櫛田川の看板 (撮影 2018. 5.25) ただ、ここはその支流の蓮川沿い |
<沿道の様子> |
奥香肌峡温泉方面を望む (撮影 2018. 5.25) |
<奥香肌峡温泉> |
<奥香肌峡> |
落石注意の看板 (撮影 2018. 5.25) 蓮ダムへと登る道 |
<蓮ダム> |
蓮ダム (撮影 2018. 5.25) |
ダムの展望台 (撮影 2018. 5.25) 長い階段を上る |
<奥香肌湖> |
ダム堰堤脇 (撮影 2018. 5.25) 右手が堰堤 奥に見えるのは蓮ダム管理所の建物 銘板には「櫛田川水系 蓮ダム」とある |
「おくかはだ湖」とある (撮影 2018. 5.25) |
<石碑> |
奥香肌湖 (撮影 2018. 5.25) |
奥香肌湖の石碑 (撮影 2018. 5.25) |
<石碑> |
石碑の裏 (撮影 2018. 5.25) |
碑文 (撮影 2018. 5.25) |
<蓮ダム周遊散策マップ> |
蓮ダム周遊散策マップ (撮影 2018. 5.25) |
マップの一部 (撮影 2018. 5.25) (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大画像が表示されます) |
<奈良> |
「奈良」とある (撮影 2018. 5.25) 「林道」はダム堰堤を行く道 |
<昼食(余談)> |
蓮ダム以降 |
奥香肌湖を望む (撮影 2018. 5.25) 左手奥が蓮ダム 対岸に林道が通じる |
<湖の左岸> |
分岐の看板 (撮影 2018. 5.25) |
<辻堂橋> |
県道蓮峡線分岐の看板 (撮影 2018. 5.25) |
左が辻堂橋 (撮影 2018. 5.25) 直進が加杖坂峠へ |
蓮へ寄り道 |
<蓮へ(以後は余談)> |
<辻堂橋以降> |
<鳥獣保護区の看板> |
県道沿いに鳥獣保護区の看板 (撮影 2018. 5.25) |
<蓮> |
三軒屋集落付近 (撮影 2018. 5.25) 人家や畑の跡地か |
三軒屋集落跡 (撮影 2018. 5.25) |
三軒屋集落跡 (撮影 2018. 5.25) 小屋には「緊急電話」と書かれていた |
<三軒屋集落跡> |
三軒屋集落跡道 (撮影 2018. 5.25) 空地の奥にトイレがポツンと立つ |
中にはまだしっかり人家が建っており、土間への入口の戸が開いていた。かつてはそこを住人が出入りしていたのかと思うと、寂しい気がしてくる。空地の奥にトイレの小屋が残っていたが、時折かつての住民が訪れるのかもしれない。 |
<蛭(余談)> |
<地蔵> |
路傍に地蔵 (撮影 2018. 5.25) |
地蔵 (撮影 2018. 5.25) 不動尊とある |
人家の一つ (撮影 2018. 5.25) |
<人家> |
<分岐> |
右に分岐 (撮影 2018. 5.25) |
林道看板 (撮影 2018. 5.25) |
<千石平線起点> |
<千石平線> |
険しい千石平線 (撮影 2018. 5.25) |
<廃校跡> |
倉庫の様な小屋 (撮影 2018. 5.25) |
廃校跡 (撮影 2018. 5.25) |
<石碑> |
石碑などが並ぶ (撮影 2018. 5.25) |
教師と子供たちの像 (撮影 2018. 5.25) |
<悲話> |
青田川沿い |
辻堂橋の袂 (撮影 2018. 5.25) あまごの漁期や火の用心の看板などが立つ 右手奥に青田栃谷線が延びる |
<青田栃谷線へ> |
<村道開通> |
<青田川左岸> |
建物 (撮影 2018. 5.25) |
<深山橋> |
左手に深山橋が架かる (撮影 2018. 5.25) |
深山橋 (撮影 2018. 5.25) |
<谷の様子> |
沿道の様子 (撮影 2018. 5.25) 右手に登るのは林道笹ヶ谷線 |
<谷が狭まる> |
<奥加肌湖青田展望所> |
左手に奥加肌湖青田展望所 (撮影 2018. 5.25) |
「想」の石碑 (撮影 2018. 5.25) |
<石碑> |
<人家> |
沿道の様子 (撮影 2018. 5.25) |
人家らしい建物 (撮影 2018. 5.25) |
お堂 (撮影 2018. 5.25) |
<お堂> |
<沿道の様子> |
大きな建物 (撮影 2018. 5.25) |
大きな建物(反対側) (撮影 2018. 5.25) |
沿道の様子 (撮影 2018. 5.25) 建物が多くなる |
沿道の様子 (撮影 2018. 5.25) |
<林道分岐> |
この先林道分岐 (撮影 2018. 5.25) |
林道方向を見る (撮影 2018. 5.25) |
<林道木屋谷線> |
<青田川本流> |
何故か市道脇に立つ林道標識 (撮影 2018. 5.25) 鳥獣保護区(左)や車上狙いに注意(右)の看板が並ぶ |
<青田> |
峠への登り |
<分岐以降> |
沿道の様子 (撮影 2018. 5.25) 時折建物が現れる |
沿道に空地 (撮影 2018. 5.25) |
<沿道の様子> |
<道の様子> |
支流の川を横切る (撮影 2018. 5.25) 地形図では標高444mの地点 |
<青田の大カシ(余談)> |
右手に青田の大カシの看板 (撮影 2018. 5.25) 旧飯高町教育委員会による物 看板脇から右逆Y字に急坂が登る |
青田の大カシの看板 (撮影 2018. 5.25) |
<工場> |
工場の様な建物を過ぎる (撮影 2018. 5.25) |
青田川源流を横切る (撮影 2018. 5.25) |
<青田川源流> |
<支流沿い> |
S字坂を登る (撮影 2018. 5.25) |
加杖坂トンネル |
トンネル前にある分岐 (撮影 2018. 5.25) 左がトンネル、右が旧道 |
<トンネル手前> |
橋の先に加杖坂トンネル (撮影 2018. 5.25) 逆光で写真が撮りづらい |
加杖坂峠への旧道 (撮影 2018. 5.25) バリケードが置かれているが、端に除けてあった |
<道程> |
<峠の様子> |
橋より旧道分岐方向を見る (撮影 2018. 5.25) 手前が加杖坂トンネル |
支流の川の上流側 (撮影 2018. 5.25) 電線の様な線が横切っている |
支流の川の下流側 (撮影 2018. 5.25) |
<トンネル坑口の様子> |
<標高> |
坑口左手にトンネルの銘板 (撮影 2018. 5.25) |
<トンネル開通年> |
<トンネル内> |
謎の番号 (撮影 2018. 5.25) |
旧道へ |
<旧道> |
旧道のバリケード (撮影 2018. 5.25) |
旧道に立つ面白い落石注意の看板 (撮影 2018. 5.25) 崖が車をにらんでいる |
右にカーブして東に向かう (撮影 2018. 5.25) |
<旧道へ> |
<道の様子> |
開けた所に出た (撮影 2018. 5.25) |
林の中の道 (撮影 2018. 5.25) |
<林の中> |
<分岐以降> |
道の様子 (撮影 2018. 5.25) |
道の様子 (撮影 2018. 5.25) |
<悪路> |
悪路 (撮影 2018. 5.25) |
悪路は続く (撮影 2018. 5.25) |
<道の様子> |
右に分岐あり (撮影 2018. 5.25) 左が峠方向だが、轍は右へも続く |
分岐を麓方向に見る (撮影 2018. 5.25) 左が枝道 |
峠 |
<峠の青田側> |
前方を右に曲がると峠の切通 (撮影 2018. 5.25) |
<切通し> |
<青田側に下る道> |
峠より青田側に下る道を望む (撮影 2018. 5.25) 元の峠道はこの右手の谷へと下っていたのか |
<峠から延びる枝道> |
枝道の先に668mのピーク (撮影 2018. 5.25) モヒガン刈りの頭のようだ 枝道はその前を通って行く |
枝道側から峠を見る (撮影 2018. 5.25) 左が峠の切通し、右が青田集落へ |
<旧村境> |
<車道の開通> |
<峠の栃谷側> |
峠の栃谷側 (撮影 2018. 5.25) |
<栃谷側の様子> |
栃谷側の様子 (撮影 2018. 5.25) 眺めはない |
栃谷側の様子 (撮影 2018. 5.25) |
<峠のこと> |
稜線へ登る登山道かと思ったが (撮影 2018. 5.25) 単に岩を削った跡のようだ |
黄色い支柱はカーブミラーの残骸? (撮影 2018. 5.25) |
<お堂> |
小さなお堂が佇む (撮影 2018. 5.25) |
お堂の様子 (撮影 2018. 5.25) |
旧峠を栃谷側に下る |
<栃谷側の道> |
擁壁が崩れている (撮影 2018. 5.25) |
ほとんど未舗装 (撮影 2018. 5.25) 倒木もちらほら見掛ける |
僅かにコンクリート舗装 (撮影 2018. 5.25) |
しっかりしたコンクリート舗装 (撮影 2018. 5.25) |
<コンクリート舗装> |
<分岐> |
右カーブの所を左手に分岐 (撮影 2018. 5.25) |
分岐する道 (撮影 2018. 5.25) |
<道の様子> |
崩れ掛けたガードレール (撮影 2018. 5.25) |
崖沿いの狭い道 (撮影 2018. 5.25) |
加杖坂トンネルの栃谷側 |
<新道へ> |
<旧道の道程> |
<バリケード> |
旧道方向を見る (撮影 2018. 5.25) 中央にバリケード 左手に例の落石注意の看板 (青田側にあった物とほぼ同様) |
<坑口前> |
栃谷側トンネル坑口 (撮影 2018. 5.25) |
旧道入口 (撮影 2018. 5.25) |
<坑口> |
<トンネル> |
<銘板など> |
トンネル銘板 (撮影 2018. 5.25) |
トンネルの扁額 (撮影 2018. 5.25) |
<トンネル内> |
トンネル内から見る (撮影 2018. 5.25) この左手に「60」の文字があった |
トンネルの前 (撮影 2018. 5.25) 道は右手奥を栃谷へと下る この左手に旧道入口 |
<栃谷川源流> |
広場の片隅に沢が流れ下る (撮影 2018. 5.25) |
地蔵と看板 (撮影 2018. 5.25) |
<地蔵> |
お堂 (撮影 2018. 5.25) 鍵は開いていたが開けなかった |
お堂の中の地蔵 (撮影 2018. 5.25) |
元の峠に車道が開通した折り、地蔵は切通しに新しく設けられたお堂に移されたのだろう。その後、トンネルが開通(1980年)したが、看板の日付は平成16年(2004年)5月とある。その時に地蔵はまた、この新しいトンネルの峠へと移されたようだ。 |
地蔵の説明看板 (撮影 2018. 5.25) |
地蔵の説明看板 (撮影 2018. 5.25) (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大画像が表示されます) |
<峠道の経緯> |
お堂の脇に貼られるお札 (撮影 2018. 5.25) (本文とは何ら関係なし) 「大峰蛇之倉七尾山」は 「おおみねじゃのくらななおさん」と読むようだ 大峰山脈を縦走する修験道・大峯奥駈道とも関係するのか |
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トンネルより栃谷へ下る |
<道の様子> |
<栃谷川上流部> |
道の様子 (撮影 2018. 5.25) |
道の様子 (撮影 2018. 5.25) 白線が現れる |
<白線> |
白線がなくなった (撮影 2018. 5.25) |
また白線が出て来た (撮影 2018. 5.25) |
<治山ダム> |
前方に治山ダムが見える (撮影 2018. 5.25) |
治山ダムの前を横切る (撮影 2018. 5.25) |
<右岸へ> |
栃谷川を右岸ヘ渡る (撮影 2018. 5.25) |
栃谷集落へ |
<栃谷集落> |
集落内で左岸へ移る (撮影 2018. 5.25) |
<集落内> |
<沿道の様子> |
ただ、それ程建物は多くない。川沿いにポツリポツリと点在するばかりだ。多くは畑や水田となっている。また、人家というより何かの小屋の様な建物が目に付く。
店なのかもしれない。その軒先に「ChestnutValley」などと書かれていた。「栃谷」を英訳したのだろう。なかなか洒落っ気があって面白い。 |
沿道の様子 (撮影 2018. 5.25) |
公民館前を過ぎる (撮影 2018. 5.25) |
<集落の中心地> |
<分岐> |
左に分岐 (撮影 2018. 5.25) |
分岐する道の様子 (撮影 2018. 5.25) 工事看板が立つ |
<山里乃駅> |
右手に山里乃駅 (撮影 2018. 5.25) |
山里乃駅 (撮影 2018. 5.25) |
山里乃駅の看板 (撮影 2018. 5.25) |
飯田原谷を渡る (撮影 2018. 5.25) |
<飯田原谷> |
飯田原橋 (撮影 2018. 5.25) |
「いたはらはし」とある道 (撮影 2018. 5.25) |
<水車> |
水車と看板 (撮影 2018. 5.25) 奥は無人販売 |
水車の案内看板 (撮影 2018. 5.25) (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大画像が表示されます) |
<栃谷足跡橋> |
「栃谷足跡橋」とある (撮影 2018. 5.25) |
岩に「栃谷・・・」と何か書かれてある (撮影 2018. 5.25) |
<谷が狭い区間> |
栃谷マップに示される人家の数は20軒弱で、文献が記す昭和35年の世帯数18とほぼ変わりなはい。
ただ人口は119もあったようだが、現在は残念ながらそのような賑わいは感じられない。
しかし、栃谷集落では栃谷マップや「山里の駅」、水車などが設けられ、単なる寂しい山間の集落ではなく、旅人たちをも迎え入れてくれている様子がうかがえる。 |
<庚申塚など> |
看板や小屋が続く (撮影 2018. 5.25) |
栃谷庚申塚付近 (撮影 2018. 5.25) |
栃谷庚申塚の看板 (撮影 2018. 5.25) (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大画像が表示されます) |
栃谷川を右岸へ (撮影 2018. 5.25) |
<右岸へ> |
<栃谷の看板> |
人家の直ぐ先 (撮影 2018. 5.25) 左手に橋、右手に「栃谷」の看板 |
右手に「栃谷」の看板 (撮影 2018. 5.25) これより手前が栃谷集落ということか? |
「栃谷」の看板 (撮影 2018. 5.25) 裏側も「栃谷」とある |
集落以降 |
<栃谷川右岸沿い> |
右手に建物 (撮影 2018. 5.25) |
前方に新栃谷橋 (撮影 2018. 5.25) その手前に「栃谷」と看板があった |
<新栃谷橋> |
<木梶川> |
橋の銘板には「木梶川」とあった (撮影 2018. 5.25) |
山里之駅の看板 (撮影 2018. 5.25) |
<十字路> |
案内板 (撮影 2018. 5.25) |
案内板 (撮影 2018. 5.25) 現在地は新栃谷橋北側にある十字路 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大画像が表示されます) |
案内板の地図でもこの川は木梶川となっている。テニスコートのある栃谷広場(コミュニティー広場)も案内されている。
加杖坂峠方面まで描かれているが、「加杖トンネル」と「坂」が抜けている。
加杖峠とも呼ばれることがあるようなので、トンネルの方も加杖トンネルでもいいかもしれないが、少なくともトンネル坑口に掛かる扁額では「加杖坂トンネル」であった。 |
旧国道166号を高見峠方面へ (撮影 2018. 5.25) 狭く寂しい道 |
<旧国道(余談)> |
<新国道(余談の続き)> |
新国道に出る (撮影 2018. 5.25) 左奥が高見峠方面、右手前が木梶トンネル |
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加杖坂峠は、その栃谷側は短い栃谷川に沿う僅か2.5Km程の短い峠道である。しかし、青田側は蓮川水域の広大な山域に通じる。
小さな加杖坂峠一つが蓮川水域一帯を背負って立つかのようだ。その意味では大きな峠とも言える。現在の蓮川沿いはほぼ無住地帯となり、蓮ダムによる奥加肌湖が佇む。
奥地には蓮などの廃村跡を寂しく留める。加杖坂峠自身もトンネルが通じて新しくなったが、辛うじて旧道を残し、元の峠を訪れることができた。
峠の地蔵は栃谷・青田両地区の人の手により新しい峠に移されて祀られている。峠を下った栃谷の集落は、旅人も迎え入れてくれるほのぼのとした集落であった。
いろいろな意味で面白かったと思える、加杖坂峠であった。 |
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<走行日> <1997〜2018 Copyright 蓑上誠一>
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