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井川雨畑林道はこれまで何度も訪れ、そして何度も通行止にあった峠道だ。無事に峠を越えられたのは、ほんの数回しかない。しかし、それだけ思い入れもあるというものだ。
最近、アルバムを調べていたら、この峠道を撮したと思われる写真がいくつか見付かった。眺めていると懐かしい。そこで、今回は画像集として、過去に写した写真をいろいろ並べてみることにした。順番は静岡県の井川湖から、峠を越えて、山梨県の雨畑湖までである。 |
![]() 井川湖 (撮影 1994. 4.23) 富士見峠から井川ダムに下る途中より望む 水量が少なく湖岸の土が露出している 湖の左奥に湖岸に広がる井川の集落が見える 井川雨畑林道の峠道は、この湖の奥より始まる |
![]() 小河内(こごち)分岐 (撮影 2000. 5. 6) 井川集落を抜け、オートキャンプ場等も通り過ぎた所 県道は左にカーブして畑薙ダム方面へ 右に小河内集落への道が細々と分岐する |
![]() 井川雨畑林道の標識 (撮影 2000. 5. 6) 小河内集落を抜けて直ぐの所 「林道井川雨畑線 一般車両通行止」とあるが 先に進んでしまう |
畑薙湖へ通じる県道60号・南アルプス公園線より、小河内集落への道に入り込む者は、地元民を除けばグッと少ない。事情を知っているものでなければ、おいそれと踏み入れる場所ではなのだ。
小河内集落を抜けると、お目当ての井川雨畑林道の標識が出てくる。よく見るとその標識の直前付近に、以前は吊り橋が架かっていたらしく、朽ちかけた橋の残骸が残っている。 更に進むと、右に小河内川林道の分岐が出てくる。この林道は井川湖の左岸の比較的高いところを通る未舗装林道だ。昔は通れたのだが、最近は道路崩壊のまま、ずっと通り抜け不可能になっている。 |
![]() 小河内川林道との分岐付近 (撮影 2000. 5. 6) これよりいよいよ峠道 |
![]() 小河内川林道 (撮影 2000. 5. 6) 最近は通り抜け不可能 |
![]() しばし穏やかな道 (撮影 2000. 5. 6) (車は小河内方面を向く) 5月のやわらかい日差しに木々の緑が映える 舗装がまだ新しい |
![]() 崖崩れの痕跡を見せる険しい道 (撮影 2000. 5. 6) 静岡県側は今は全線舗装されたが、 相変わらず険しい峠道だ |
![]() 静岡側の眺めが広がる (撮影 2000. 5. 6) |
![]() 時期を変えて左と同じ風景 (撮影 1994. 4.24) (大笹峠/山伏峠 Part1より) |
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![]() 全線舗装 (撮影 2000. 5. 6) 舗装路面に土が崩れてきている |
![]() 今回も通行止で引き返し (撮影 2000. 5. 6) 右に勘行峰林道が分岐する |
![]() 勘行峰林道入り口 (撮影 1994. 4.24) 一般車両通行止 ここからは入ったことがない |
![]() 勘行峰林道終点 (撮影 1992. 8.15) 一度、大日峠の方から入ったことがある しかしやっぱり通じていなかった 今は、井川雨畑林道までつながっているのだろうか |
![]() 峠にある林道標識 (撮影 1994. 4.24) 「林道井川雨畑線(終点)」とある 井川雨畑線という名称は静岡側だけのものか? 山梨県側はまだ未舗装である |
![]() 峠の山梨県側 (撮影 1994. 4.24) 積雪があって通行不能 この時も引き返し |
![]() 山梨県側の峠近く (撮影 1995.10. 7) |
![]() 山梨県側の林道の様子 (撮影 1995.10. 7) |
![]() 山梨県側の景色 (撮影 1995.10. 7) |
![]() 未舗装林道 (撮影 1995.10. 7) (車は峠方向を向く) |
![]() 山梨県側の林道 (撮影 1995.10. 7) なかなか険しい道だ |
![]() 峠方向を望む (撮影 1995.10. 7) (車は峠方向を向く) |
![]() 紅葉の中を山梨県側に下る (撮影 1994.11. 6) |
![]() ガスった (撮影 1994.11. 6) |
![]() 紅葉の橋 (撮影 1994.11. 6) |
![]() 野宿によさそうな場所 (撮影 1994.11. 6) 左の橋を渡って右に下りる道の先 |
![]() 山の景色 (撮影 1994.11. 6) |
![]() 平成7年の通行止 (撮影 1995.10. 7) 舗装工事の為、10月23日〜25日 |
![]() 蛇行する雨畑川 (撮影 1994.11. 6) |
![]() ひっそり佇む雨畑湖 (撮影 1994.11. 6) (大笹峠/山伏峠 Part1より) |
この大笹峠(または山伏峠)を最後に越えられたのは、もう5年以上も前のことである。そろそろ性懲りもなくまた出掛けていって、アルバムの写真を増やそうと思うのであった。それにしても、やはり通行止が気掛かりである。
<制作
2001. 4.15>
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